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概要:ユーロ圏のインフレに対する消費者の期待は2カ月連続で低下し、利上げが終わりに近づいているとの欧州中央銀行(ECB)当局者の最近の発言を裏付ける結果となった。
ユーロ圏のインフレに対する消費者の期待は2カ月連続で低下し、利上げが終わりに近づいているとの欧州中央銀行(ECB)当局者の最近の発言を裏付ける結果となった。
ECBが4日発表した月例調査によると、今後12カ月についてのインフレ期待は2月に4.6%と1月の4.9%から低下した。3年先については2.5%から2.4%に低下した。
不透明な経済見通しに銀行セクターの波乱と石油輸出国機構(OPEC)と非加盟の主要産油国から成るOPECプラスの突然の減産決定が加わり、ECBの決定は複雑さを増している。ECBは昨年7月以来、合計で3.5ポイントの利上げを実施している。
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