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概要:[ニューヨーク 4日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが2カ月ぶりの安値を付けた。軟調な経済指標を受け米連邦準備理事会(FRB)による引き締めサイクルの終わりが近いとの見方が強まっ
[ニューヨーク 4日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが2カ月ぶりの安値を付けた。軟調な経済指標を受け米連邦準備理事会(FRB)による引き締めサイクルの終わりが近いとの見方が強まった。
米労働省が4日発表した2月の雇用動態調査(JOLTS)は、求人件数が63万2000件減の990万件と、2021年5月以来、約2年ぶりの低水準となった。ロイターがまとめたエコノミスト予想は1040万件。労働市場が冷え込みつつある可能性が示唆された。
商務省が4日発表した2月の製造業新規受注は前月比0.7%減少した。民間航空機の受注減を受けて2カ月連続の減少となり、第1・四半期の企業の設備投資が引き続き低調であることを示唆した。
UBS(ニューヨーク)のFXストラテジスト、バシリ・セレブリャコフ氏は「主な引き金はJOLTSのデータで、緩やかな労働市場の示し始めている。そのためドルが下げ利回りにも注目が集まっている」と指摘。「問題は、利回りの低下によってドルがより打撃を受けるのか、それともリスクオフ環境下での株安がドルの支えになるのか、ということだ。利回りの方がより大きな影響を与えるように思える」と述べた。
金利に対する期待感を反映しやすい米2年債利回りは12ベーシスポイント(bp)低下の3.86%。3月の低下幅は約74bpと2008年1月以降で最大だった。
ドル指数は101.45と2カ月ぶりの安値を付けた。終盤は0.4%安の101.58。
マネックスUSA(ワシントン)のトレーディング・ディレクター、フアン・ペレス氏は「銀行危機に加え経済指標が悪化し、さらに原油価格も上昇すれば、来年までに利下げが実施される確率が高まるかもしれない」と述べた。
金利先物市場が織り込む、5月に0.25%ポイントの利上げが実施される確率および金利が据え置かれる確率はほぼ五分五分となった。前日は0.25%ポイントの利上げ確率は65%超だった。
金利先物市場では12月末までの米利下げも織り込まれている。
ポンド/ドルは1.2525ドルと2022年6月以来の高値を付けた。終盤は0.7%高の1.2497ドル。
ユーロ/ドルは1.0973ドルと2カ月ぶりの高値。終盤は0.4%高の1.0951ドル。
UBSのセレブリャコフ氏は「ドルがピークを迎えたとの見方を堅持している」とし、「下半期のユーロ/ドルは1.15ドルを想定している」と述べた。
オーストラリア準備銀行(中央銀行)は4日、政策金利のオフィシャルキャッシュレートを3.6%に据え置いた。これまでの10会合連続利上げによる景気やインフレへの影響を評価する時間を確保する。据え置きは1年ぶり。
オーストラリアドル/米ドルは0.6%安の0.6743米ドル。
ドル/円は0.6%安の131.635円。
ドル/円 NY午後4時 131.63/131.66
始値 132.91
高値 133.16
安値 131.53
ユーロ/ドル NY午後4時 1.0955/1.0959
始値 1.0920
高値 1.0973
安値 1.0887
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