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概要:東京株式市場で日経平均は、前営業日比159円33銭高の2万8082円70銭と、4日続伸して取引を終えた。3月米消費者物価指数(CPI)の発表を控える中、手掛けにくさが意識された一方、米著名投資家ウォーレン・バフェット氏の日本株への強気な見方が報じられた前日の流れが継続してバリュー株がしっかりだった。円安も全体相場の支えになった。
[東京 12日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は、前営業日比159円33銭高の2万8082円70銭と、4日続伸して取引を終えた。3月米消費者物価指数(CPI)の発表を控える中、手掛けにくさが意識された一方、米著名投資家ウォーレン・バフェット氏の日本株への強気な見方が報じられた前日の流れが継続してバリュー株がしっかりだった。円安も全体相場の支えになった。
4月12日、東京株式市場で日経平均は、前営業日比159円33銭高の2万8082円70銭と、4日続伸して取引を終えた。
日経平均は小高く続伸で寄り付いたあとも上値を伸ばし、一時198円高の2万8121円46銭に上昇した。「バフェット効果」が持続し、同氏が保有する商社を含む卸売が値上がり率トップとなった。
前日の米国市場では、主要な株価3指数がまちまちとなる中、ダウ工業株30種が上昇し、東京市場では海運、鉄鋼、機械など景気敏感株が値上がり率の上位に並んだ。バフェット氏のバリュー株投資のイメージに加え、東証が低PBR(株価純資産倍率)企業に改善要請していることもあって、バリュー株が引き続き物色された。
ドル/円が一時134円台に上昇する円安となったことは全体相場の支えになったほか、期初の益出し売りが一巡したとの観測も聞かれた。一方、ハイテク株比率の高い米ナスダック総合や米フィラデルフィア半導体指数(SOX指数)は下落し、半導体関連株はまちまちだった。
日経平均は終値で2万8000円を維持し、下値の堅さが意識された。ただ、2万8000円台前半では伸び悩みもみられ、市場では「新体制となった日銀の金融政策決定会合への警戒もあって、海外勢の買いが遅れている。レンジの上限付近でもあり、手掛かりを欠く中では上値は追いにくい」(フィリップ証券の増沢丈彦・株式部トレーディング・ヘッド)との声が聞かれた。
米国で今晩発表されるCPIに投資家の関心が寄せられており「市場予想をやや下回る程度の適温の着地なら、相場への影響は限られるだろう」(増沢氏)との見方が出ていた。
TOPIXは0.76%高の2006.92ポイント、東証プライム市場指数は前営業日比0.76%高の1032.66ポイントで取引を終了した。プライム市場の売買代金は2兆4385億7700万円だった。東証33業種では、値上がりは海運や卸売、鉄鋼など31業種で、値下がりは精密機器と不動産の2業種だった。
増益見通しを示したJ.フロント リテイリングが年初来高値を更新。三井物産や信越化学工業は堅調だった。一方、ファーストリテイリングやオリンパスは軟調だった。
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが1324銘柄(72%)、値下がりは433銘柄(23%)、変わらずは78銘柄(4%)だった。
終値 前日比 寄り付き 安値/高値
日経平均 28082.70 +159.33 27985.93 27,983.97─28,121.46
TOPIX 2006.92 +15.07 1999.02 1,999.02─2,007.68
プライム指数 1032.66 +7.76 1028.91 1,028.91─1,033.04
スタンダード指数 1049.52 +4.29 1046.22 1,045.91─1,049.67
グロース指数 951.94 -0.18 948.18 946.65─952.55
東証出来高(万株) 99854 東証売買代金(億円 24385.77
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