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概要:米銀JPモルガン・チェースは同行のマネジングディレクターに対し、平日は毎日オフィスに出勤することを義務付けた。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)で始まった在宅とのハイブリッド型勤務は終了する。
米銀JPモルガン・チェースは同行のマネジングディレクターに対し、平日は毎日オフィスに出勤することを義務付けた。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)で始まった在宅とのハイブリッド型勤務は終了する。
同行経営陣は行内向け文書で、「当行のリーダーは、われわれのカルチャー強化と事業の遂行で重要な役割を担っている」と指摘。「リーダーはフロアにいる必要がある。顧客と会わなければならず、指導や助言をする必要があり、迅速なフィードバックや急なミーティングにも常に対応可能であるべきだ」とした。
ウォール街の企業は他の米企業と同様に、コロナ禍の収束に伴い在宅勤務のルールを見直している。ニューヨークを本拠とするJPモルガンでは、リテール銀行の支店と小切手処理業務の従業員は毎日の出勤が義務付けられる一方、その他はハイブリッド型での勤務が認められている。ただ、こうした従業員も、上司の承認がない限り週3日の出勤が求められている。
行内向け文書では「従業員の大部分はハイブリッド型で働いているが、期待される出勤日数を満たしていない従業員も多く、これは変えないといけない」と説明。「従業員はハイブリッド型の要件を満たす責任がある。マネジャーは出勤要件に合致しているかどうかを確認し、そうでない場合には、行動の修正を促すといったことを含めて適切な措置を講じる責任がある」と指摘した。
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