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概要:米アマゾン・ドット・コムは13日に提出した有価証券報告書で、2022年はジャシー最高経営責任者(CEO)に新たな株式を付与せず、一般従業員との格差縮小を図ったことを明らかにした。
米アマゾン・ドット・コムは13日に提出した有価証券報告書で、2022年はジャシー最高経営責任者(CEO、写真)に新たな株式を付与せず、一般従業員との格差縮小を図ったことを明らかにした。2016年10月、カリフォルニア州ラグーナビーチで撮影(2023年 ロイター/Mike Blake)
[13日 ロイター] - 米アマゾン・ドット・コムは13日に提出した有価証券報告書で、2022年はジャシー最高経営責任者(CEO)に新たな株式を付与せず、一般従業員との格差縮小を図ったことを明らかにした。
同社はその一方で、最近昇格した電子商取引部門とクラウド部門のCEOらに、22年の株価で約4000万ドルの株式報酬をそれぞれ支給した。ジャシー氏もこれまでに付与された株式から、ほぼ同額の利益を得たとされる。
アマゾンはコスト削減策として、2万7000人規模の人員削減と株式報酬の縮小を表明した。
ジャシー氏はこの日公開した株主への年次書簡で、コスト削減の奏功に確信を示すとともに、中核と位置付ける電子商取引事業とクラウド事業には依然成長の余地があると述べた。
有価証券報告書によれば、22年にアマゾン全社員の年間給与中央値が約3万4000ドルだったのに対し、ジャシー氏は130万ドルと、約38倍の給与および手当を受け取っていた。
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