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概要:来週の東京株式市場は、波乱含みの展開が想定されている。米国では金融大手を皮切りに、企業の決算発表が徐々に本格化する。日本株は週前半までは引き続き上値を追う地合いが続くとみられるが、後半にかけては企業決算を受けた下値リスクへの警戒が強まりそうだ。物色は、小売りなどの内需関連や商社株に向かうとみられている。
4月14日、来週の東京株式市場は、波乱含みの展開が想定されている。写真は東京証券取引所。都内で2020年10月撮影(2023年 ロイター/Issei Kato)
[東京 14日 ロイター] - 来週の東京株式市場は、波乱含みの展開が想定されている。米国では金融大手を皮切りに、企業の決算発表が徐々に本格化する。日本株は週前半までは引き続き上値を追う地合いが続くとみられるが、後半にかけては企業決算を受けた下値リスクへの警戒が強まりそうだ。物色は、小売りなどの内需関連や商社株に向かうとみられている。
日経平均の予想レンジは2万7800円─2万8900円。
<大和証券 チーフ・グローバル・ストラテジスト 壁谷洋和氏>
「米国で金融機関をはじめとした企業の決算発表が始まってくるので、日本株はその内容を見極めて動く展開となるだろう。シリコンバレー銀行の破綻が起きた後なので、銀行がどの程度の引当金を積んでくるか、そこが一つの焦点になってくるのではないか。それ以外は、重要指標の発表などはないので、日本市場は比較的この堅調な地合いを継続するとみている。決算内容次第ではあるが、ややレンジを切り上げるイメージで上値は2万8800円程度とみている。
欧州では、ラグジュアリーブランドが好決算を発表し、株価も堅調に推移していたので、日本市場でも小売りなどの内需関連が引き続き物色されるとみている。このところ堅調な商社株も選好されるだろう」
<三菱UFJモルガンスタンレー証券 チーフ投資ストラテジスト 藤戸則弘氏>
「足元で日本株は、米銀破綻の影響が、欧州の銀行へ波及するリスクが極めて限定的になったことで、巻き戻す展開となっているが、この流れは週前半まで続くとみられる。日経平均は2万9000円手前まではまだ戻す余地がありそうだ。
ここから米国では大手金融機関を皮切りに決算発表が本格化するが、注目は4ー6月以降の見通しだ。見通しが想定以上に慎重だった場合は、日本株も反落するリスクがある。週後半以降は、景気の減速を背景とした企業業績の下方修正リスクが意識される可能性があり、日米両市場で徐々に慎重姿勢が強まるとみている。その場合、日経平均は2万8000円まで下げてもおかしくないだろう」
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