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概要:[東京 14日 ロイター] - 財務省は14日、中央銀行デジタル通貨(CBDC)に関する有識者会議を開催すると正式発表した。21日に初会合を開催する。柳川範之・東京大学大学院教授が座長を務め、日銀出身
[東京 14日 ロイター] - 財務省は14日、中央銀行デジタル通貨(CBDC)に関する有識者会議を開催すると正式発表した。21日に初会合を開催する。柳川範之・東京大学大学院教授が座長を務め、日銀出身の井上哲也・野村総研チーフシニアリサーチャーなどが参加する。
中央銀行デジタル通貨とは、仮想通貨と異なり、国家が価値を保証する法定通貨。決済の効率化などが期待されている。
政府は2021年夏の中長期の政策「骨太の方針」で、政府・日銀でデジタル通貨の発行を検討すると打ち出している。この中で、CBDCについて「政府・日銀は22年度中までに行う概念実証の結果を踏まえ制度設計の大枠を整理し、パイロット実験や発行の実現可能性・法制面の検討を進める」としている。
有識者会議メンバー ◎は座長、〇は座長代理
石井 夏生利 中央大学国際情報学部 教授
井上 聡 長島・大野・常松法律事務所 弁護士
井上 哲也 野村総合研究所 チーフシニアリサーチャー
翁 百合(〇) 日本総合研究所 理事長
長内 智 大和総研 主任研究員
國枝 繁樹 中央大学法学部 教授
河野 康子 日本消費者協会 理事
小早川 周司 明治大学政治経済学部 教授
柳川 範之(◎) 東京大学大学院経済学研究科・経済学部 教授
(竹本能文 編集:内田慎一)
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