简体中文
繁體中文
English
Pусский
日本語
ภาษาไทย
Tiếng Việt
Bahasa Indonesia
Español
हिन्दी
Filippiiniläinen
Français
Deutsch
Português
Türkçe
한국어
العربية
概要:来週の外為市場では、下落基調の続いているドルがそろそろ下げ渋るのではないか、と予想する声が出ている。米金利先物市場は年内2度の利下げを織り込み、ユーロ/ドルは1年ぶり高値を更新した。米経済指標が今後も相次ぎ予想を大きく下回るような状況に至らなければ、下げは次第に失速し、短期的には買い戻しが入りやすくなる可能性もあるという。
4月14日、来週の外為市場では、下落基調の続いているドルがそろそろ下げ渋るのではないか、と予想する声が出ている。写真は2016年1月撮影(2023年 ロイター/Jason Lee)
[東京 14日 ロイター] - 来週の外為市場では、下落基調の続いているドルがそろそろ下げ渋るのではないか、と予想する声が出ている。米金利先物市場は年内2度の利下げを織り込み、ユーロ/ドルは1年ぶり高値を更新した。米経済指標が今後も相次ぎ予想を大きく下回るような状況に至らなければ、下げは次第に失速し、短期的には買い戻しが入りやすくなる可能性もあるという。
予想レンジはドル/円が130━135円、ユーロ/ドルが1.09―1.12ドル。専門家の見解は以下の通り。
<みずほ銀行 チーフマーケット・エコノミスト 唐鎌大輔氏>
ドルは全般に売られているが、ドル/円の下げは限られている。国内勢を中心に強い円売り需要があるためだろう。1─2月の貿易赤字額は合計で4兆円強に達している。こうした事実がある以上、ドルが130円台を割り込んで定着するといった展開は想定しづらい。3月の貿易赤字額に注目している。
<JPモルガン証券 市場調査本部為替調査部 斉藤郁恵氏>
米経済指標が予想を下回る展開が続けば、ドルが売られやすい状況も変わらないだろう。一方で、スイスフランやユーロの上昇が勢いづいており、ユーロ/ドルは1年ぶり高値を更新した。足元景気の堅調さを示すユーロ圏の経済指標が失速したり、米指標が一転して強めに出たりすれば、反動のドル買いが入りやすくなっている点には注意が必要だ。ドル/円は新年度入り後の国内投資家動向に注目している。
免責事項:
このコンテンツの見解は筆者個人的な見解を示すものに過ぎず、当社の投資アドバイスではありません。当サイトは、記事情報の正確性、完全性、適時性を保証するものではなく、情報の使用または関連コンテンツにより生じた、いかなる損失に対しても責任は負いません。