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ＦＲＢ、ＵＢＳのクレディ・スイス米事業買収を承認
概要：[１４日 ロイター] - 米連邦準備理事会（ＦＲＢ）は１４日、ＵＢＳグループによるクレディ・スイスの米子会社買収を承認した。スイス当局が介入する形で決まったスイス金融大手２社の救済合併完了へのハードル
[１４日 ロイター] - 米連邦準備理事会（ＦＲＢ）は１４日、ＵＢＳグループによるクレディ・スイスの米子会社買収を承認した。スイス当局が介入する形で決まったスイス金融大手２社の救済合併完了へのハードルがまた一段下がった。
ＦＲＢは声明で、ＵＢＳが同社の米事業をクレディ・スイスの米事業と統合する実行計画を、買収完了から３カ月以内にＦＲＢに提出することをコミットしたと明らかにした。規模拡大に伴い厳格化する流動性などの要件を満たす計画などが含まれるという。
ＦＲＢは総資産規模が２億５０００万ドルを上回る金融機関が同１００億ドル以上の企業の議決権株式を取得する際に審査を行う。
ＵＢＳは３月、経営不安が強まっていたクレディ・スイスを３０億スイスフラン（約３３億ドル）で買収すると発表した。
スイス当局とＵＢＳグループは、クレディ・スイスの顧客と従業員を維持するために買収を１カ月以内に完了させることを目指している。ロイターがこれまでに報じた。
ＵＢＳはクレディ・スイス買収に向け、欧州連合（ＥＵ）の反トラスト法規制当局から暫定許可を獲得した。ただ、ＥＵの合併規則に基づく許可を得る必要がなおある。関係筋によると、イングランド銀行（英中央銀行）はＵＢＳによる英国でのクレディ・スイス買収を承認した。
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