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概要:来週の東京株式市場は、不安定な展開が想定されている。このところ大きなイベントがなく、株式市場は内外とも「凪」の状態だったが、今後は日米で本格化してくる企業決算が手掛かりになりそうだ。とりわけ米国では大手ハイテク企業の決算が予定され、内容次第では相場に影響を与えかねない。日銀の金融政策決定会合(27―28日)への警戒感が根強いほか、米景気懸念がくすぶる中、米国の1─3月国内総生産(GDP速報値、27日)にも関心が寄せられている。
[東京 21日 ロイター] - 来週の東京株式市場は、不安定な展開が想定されている。このところ大きなイベントがなく、株式市場は内外とも「凪」の状態だったが、今後は日米で本格化してくる企業決算が手掛かりになりそうだ。とりわけ米国では大手ハイテク企業の決算が予定され、内容次第では相場に影響を与えかねない。日銀の金融政策決定会合(27―28日)への警戒感が根強いほか、米景気懸念がくすぶる中、米国の1─3月国内総生産(GDP速報値、27日)にも関心が寄せられている。
4月21日 来週の東京株式市場は、不安定な展開が想定されている。
日経平均の予想レンジは2万8000円─2万9000円。
<大和証券 チーフ・グローバル・ストラテジスト 壁谷洋和氏>
「米連邦公開市場委員会(FOMC、5月2日―3日)を控える中、日米で重要なイベントが予定され不安定になりやすい。今週はイベントの空白地帯となり、株式市場は国内外ともほぼ凪だったが、今後は米大手ハイテクなどいくつか象徴的な決算が発表される」
「米国は景気減速を示す指標が増えてきている。ある程度は必要な痛みかもしれないが、下振れしすぎると回復に時間がかかるおそれもある。企業決算や米GDPなどの経済指標に対して、市場の目線は下がってはいるが、過度に下振れないかには目配りが必要だろう」
「日本株は、海外勢の買いもあって上方向のモメンタムがついてきており、下値は限られるのではないか」
<しんきんアセットマネジメント投信 シニアファンド・マネージャー 藤原直樹氏>
「FOMCに向けた様子見が続くとみている。日本株は、経済再開期待や海外勢による見直し買いへの思惑から下値は堅いだろう」
「米大手ハイテク決算の発表が相次ぐが、もともと期待値が低いため、悪い数字だとしても相場への影響は限られそうだ。国内の企業決算も、保守的な数字がかなり織り込まれている。個別株の上下はあっても、全体相場にはさほどサプライズにならないのではないか」
「日銀の政策修正を警戒する投資家もいるため、現状維持となれば株価にはややプラスと見込まれる。ただ、金融株は売られる可能性があり、指数も上値追いは想定しにくい。米国のGDPは、リセッションを示唆するような数字にならないかの目配りが必要となる」
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