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概要:多数の米地銀が、今年はローン事業での収入が想定より少なくなるとの見通しを示した。過去10年余りで最大の業界混乱に見舞われたことが背景にある。
2023年4月21日 4:48 JST
キーコープやフィフス・サード、純金利収入の見通しを引き下げ
ファースト・リパブリック、24日に1-3月決算発表へ
多数の米地銀が、今年はローン事業での収入が想定より少なくなるとの見通しを示した。過去10年余りで最大の業界混乱に見舞われたことが背景にある。
キーコープやフィフス・サード・バンコープなどは預金確保の取り組みで支出を増やす中、純金利収入の見通しを引き下げた。これをきっかけに、両行の株価は下落した。ザイオンズ・バンコープが示した見通しは市場予想を下回った。これを受けて、DAデビッドソンのピーター・ウィンター氏など各社アナリストは目標株価を下方修正した。地銀株の指数は下落し、ザイオンズは一時7%安。
1-3月(第1四半期)には顧客の資金引き揚げが地銀3行の破綻につながったが、フィフス・サードやトゥルイスト・ファイナンシャルでは預金水準がおおむね安定を維持した。これまでに決算を公表した中規模銀行では、バランスシート増強を目的とした投資家との新たな取引を明らかにした銀行は1行もない。
ウェドブッシュのアナリスト、デービッド・キアベリーニ氏は「重大な危機は過ぎ去った。従って、さらなる銀行破綻はないだろう」と指摘。「とはいえ、資金調達コストの上昇や融資の伸び減速など、銀行は今後数カ月に複数の向かい風に直面する。来年に目を向けると、景気減速あるいはリセッション(景気後退)入りが信用コストの上昇につながるだろう」と述べた。
大手11行の支援を受けたファースト・リパブリック・バンクの決算は24日に発表される。
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