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現行のイールドカーブ・コントロールの継続が適当＝植田日銀総裁
概要：日銀の植田和男総裁は２５日、衆院財務金融委員会で、現在の経済・物価・金融情勢を踏まえれば現行のイールドカーブ・コントロール（ＹＣＣ）による金融緩和の継続が適当だと述べた。国債補完供給の柔軟化や長期金利の変動幅拡大を含むＹＣＣの運用見直し、海外金利の低下により、総じてイールドカーブの形状はスムーズになっているとの認識を示した。
日銀の植田和男総裁は４月２５日、衆院財務金融委員会で、現在の経済・物価・金融情勢を踏まえれば現行のイールドカーブ・コントロール（ＹＣＣ）による金融緩和の継続が適当だと述べた。
［東京 ２５日 ロイター］ - 日銀の植田和男総裁は２５日、衆院財務金融委員会で、現在の経済・物価・金融情勢を踏まえれば現行のイールドカーブ・コントロール（ＹＣＣ）による金融緩和の継続が適当だと述べた。国債補完供給の柔軟化や長期金利の変動幅拡大を含むＹＣＣの運用見直し、海外金利の低下により、総じてイールドカーブの形状はスムーズになっているとの認識を示した。
桜井周委員（立憲民主党・無所属）の質問に答えた。
植田総裁は、現在は賃金上昇を伴う物価目標の持続的・安定的な実現に向けて金融政策運営を行っているが、「仮に賃金・物価が想定以上に上昇して金融引き締めが必要になれば、金利引き上げなどで適切に対処していく」と述べた。
（和田崇彦 編集：田中志保）
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