简体中文
繁體中文
English
Pусский
日本語
ภาษาไทย
Tiếng Việt
Bahasa Indonesia
Español
हिन्दी
Filippiiniläinen
Français
Deutsch
Português
Türkçe
한국어
العربية
概要:米国株式市場は上昇して取引を終えた。5月の米雇用統計で賃金の伸びが鈍化したことを受け、連邦準備理事会(FRB)が6月の連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げを見送る公算が大きいとの見方が広がったほか、米債務上限停止法案の議会通過を好感した。
[2日 ロイター] - 米国株式市場は上昇して取引を終えた。5月の米雇用統計で賃金の伸びが鈍化したことを受け、連邦準備理事会(FRB)が6月の連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げを見送る公算が大きいとの見方が広がったほか、米債務上限停止法案の議会通過を好感した。
米国株式市場は上昇して取引を終えた。5月の米雇用統計で賃金の伸びが鈍化したことを受け、連邦準備理事会(FRB)が6月の連邦公開市場委員会(FOMC)で利上げを見送る公算が大きいとの見方が広がったほか、米債務上限停止法案の議会通過を好感した。昨年11月、ニューヨークで撮影(2023年 ロイター/Brendan McDermid/File Photo)
ハイテク株の比率が高いナスダック総合は取引時間中に13カ月ぶりの高値を更新。2020年1月以降で最長の6週連続高を記録した。
米労働省が2日発表した5月の雇用統計によると、非農業部門雇用者数は33万9000人増と、市場予想の19万人増を大幅に上回った。一方、失業率は3.7%と7カ月ぶり高水準を記録。時間当たり平均賃金は前月比0.3%上昇、前年同月比4.3%上昇し、ともに前月から伸びが鈍化した。
これを受け、6月13─14日のFOMCで利上げが停止されるとの見方に拍車がかかったが、予想を大幅に上回る雇用の伸びはFRBがまだインフレを抑制しきれていないことの表れだと指摘する声もある。
フェデレーテッド・ハーミーズのチーフ株式市場ストラテジスト、フィル・オーランド氏は「FRBが何をしているのかについて市場の解釈が完全に間違っているというのがわれわれの見解だ」と指摘。「市場の認識は経済が冷え込み、インフレが崩壊し、FRBが一転して利下げに着手するというものだが、それは間違っている」と述べた。
CMEグループのフェドウオッチツールによると、フェデラル・ファンド(FF)金利先物市場では、FRBが6月のFOMCで金利を据え置く確率を71.3%としている。前日は79.6%だった。
一方、米上院は1日、債務上限停止法案を63対36の賛成多数で可決した。デフォルト(債務不履行)を土壇場で回避した。
これを受け、投資家の懸念が緩和。投資家の不安心理を示すシカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティー・インデックス(恐怖指数、VIX)は1.1ポイント低下の14.6ポイントと、2021年11月以来の低水準を付けた。
週間では、S&P総合500種が1.82%、ダウ工業株30種が2.02%、ナスダック総合が2.04%それぞれ上昇した。
米取引所の合算出来高は110億5000万株。直近20営業日の平均は105億8000万株。
通信大手のベライゾン・コミュニケーションズ、AT&T、TモバイルUSが下落。米インターネット通販大手のアマゾン・ドット・コムが米国での低価格の携帯電話サービス提供に向けて交渉を進めているとの報道を受けた。
ベライゾンは3.2%、AT&Tは3.8%、Tモバイルは5.6%それぞれ下落した。一方、アマゾンは1.2%上昇した。
S&P500の11セクター全てが上昇。素材が3.4%上昇、一般消費財が2.2%上昇した。
エヌビディアは1.1%安と続落した。
ニューヨーク証券取引所では値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を4.75対1の比率で上回った。ナスダックでは2.73対1の比率で値上がり銘柄が多かった。
終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード
ダウ工業株30種 33762.76 +701.19 +2.12 33187.5 33805. 33187.
8 00 58
前営業日終値 33061.57
ナスダック総合 13240.77 +139.78 +1.07 13190.4 13256. 13125.
8 21 86
前営業日終値 13100.98
S&P総合500種 4282.37 +61.35 +1.45 4241.01 4290.6 4241.0
7 1
前営業日終値 4221.02
ダウ輸送株20種 14150.48 +270.31 +1.95
ダウ公共株15種 900.04 +9.20 +1.03
フィラデルフィア半導体 3501.40 -5.33 -0.15
VIX指数 14.60 -1.05 -6.71
S&P一般消費財 1228.92 +26.42 +2.20
S&P素材 492.95 +16.09 +3.37
S&P工業 851.69 +24.50 +2.96
S&P主要消費財 766.99 +10.55 +1.39
S&P金融 544.11 +11.63 +2.18
S&P不動産 230.54 +4.71 +2.09
S&Pエネルギー 610.41 +17.55 +2.96
S&Pヘルスケア 1516.22 +19.97 +1.33
S&P通信サービス 213.29 +0.21 +0.10
S&P情報技術 2949.82 +14.99 +0.51
S&P公益事業 328.70 +3.30 +1.02
NYSE出来高 10.43億株
シカゴ日経先物6月限 ドル建て 31970 + 420 大阪比
シカゴ日経先物6月限 円建て 31965 + 415 大阪比
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」
免責事項:
このコンテンツの見解は筆者個人的な見解を示すものに過ぎず、当社の投資アドバイスではありません。当サイトは、記事情報の正確性、完全性、適時性を保証するものではなく、情報の使用または関連コンテンツにより生じた、いかなる損失に対しても責任は負いません。