简体中文
繁體中文
English
Pусский
日本語
ภาษาไทย
Tiếng Việt
Bahasa Indonesia
Español
हिन्दी
Filippiiniläinen
Français
Deutsch
Português
Türkçe
한국어
العربية
概要:国際的な指標金利だったロンドン銀行間取引金利(LIBOR)は、今月末で恒久的に公表が停止される。ローン担保証券 (CLO)の裏付け資産である数十億ドル相当のレバレッジドローンは、代替金利に移行する時間がなくなりつつある。
国際的な指標金利だったロンドン銀行間取引金利(LIBOR)は、今月末で恒久的に公表が停止される。ローン担保証券 (CLO)の裏付け資産である数十億ドル相当のレバレッジドローンは、代替金利に移行する時間がなくなりつつある。
バークレイズの5月30日時点のリサーチによれば、CLOの裏付けとなるレバレッジドローンの半分強は、なお切り替えが必要だ。1兆4000億ドル(約195兆円)のレバレッジドローン残高のうち、約3分の2のローン債権をCLOが保有している。
新規貸し付けのLIBOR参照契約は2022年以降できなくなったが、既存契約は今年半ばまで切り替えの猶予が与えられている。借り換えの過程で、契約の大部分は代替金利である担保付翌日物調達金利(SOFR)に移行すると想定されていた。しかし、最終期限が近づく中で、インフレ加速と金利上昇、マクロ経済リスクの増大が影響し、通常の借り換えペースの落ち込みが顕著となった。
そうした状況の下で、企業と借り手は既存契約の範囲内の対応に委ねられることになった。コベナント・レビューのデータによれば、LIBORを参照するローン残高の約60%が6月末のスムーズな切り替えを可能にするフォールバック条項などを既に導入済みだが、かなりの部分は参照金利変更に至る前に借り手と貸し手の歩み寄りがなお必要だ。LIBORからの移行が間に合わなければ、一部企業の借り入れコストは急上昇しかねない。
Libor Amendments Pick Up Pace
Amendments to switch leveraged loans from Libor to SOFR have surged
Source: LevFin Insights, a unit of Fitch Solutions
Note: Data is based on the deadline date. There are an additional 24 amendments with June deadlines, as of June 2
LIBORの公表は、ドル建ての翌日物と1カ月、3カ月、6カ月、12カ月物も今月末で停止となる。
Libor Transition
How leveraged loans can flip to SOFR varies depending on the contract
Source: Covenant Review
Note: Based on Covenant Review\'s analysis of 1,326 Libor loans in the CS Leveraged Loan Index as of June 1, 2023
免責事項:
このコンテンツの見解は筆者個人的な見解を示すものに過ぎず、当社の投資アドバイスではありません。当サイトは、記事情報の正確性、完全性、適時性を保証するものではなく、情報の使用または関連コンテンツにより生じた、いかなる損失に対しても責任は負いません。