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スコットランド前首相、党資金流用疑惑で無実訴え 警察に一時拘束
概要：スコットランド自治政府の前首相でスコットランド民族党（ＳＮＰ）党首だったニコラ・スタージョン氏は１１日、ＳＮＰの資金流用疑惑に関係して一時警察に拘束された後、自身の無実を改めて訴えた。
６月１１日、スコットランド自治政府の前首相でスコットランド民族党（ＳＮＰ）党首だったニコラ・スタージョン氏は、ＳＮＰの資金流用疑惑に関係して一時警察に拘束された後、自身の無実を改めて訴えた。
［ロンドン １１日 ロイター］ - スコットランド自治政府の前首相でスコットランド民族党（ＳＮＰ）党首だったニコラ・スタージョン氏は１１日、ＳＮＰの資金流用疑惑に関係して一時警察に拘束された後、自身の無実を改めて訴えた。
警察側は、ＳＮＰが２０１７年に独立運動のために集めた６０万ポンド（７５万４１４０ドル）余りの寄付金が他の目的に使用された疑いがあるとして捜査を進めている。
今年２月に自治政府首相とＳＮＰ党首を辞任したスタージョン氏は、警察の発表によると、１１日午前中に逮捕され、７時間以上拘束された後、この時点で立件されることなく釈放された。
スタージョン氏はツイッターに「何ら犯罪を行っていないのに、このような状態になったのはショックであり、非常に心を痛めている。私は決してＳＮＰとスコットランドに弊害をもたらすようなことはしていない」と投稿した。
さらに「この件の性質上、詳しいことは話せないが、いかなる不正もしていないと間違いなく承知している」と強調した。
ＳＮＰは、これまでも今後も捜査に協力すると表明。広報担当者は「捜査が続いている間はいかなる（党としての）公式見解を伝えるのも適切ではない」と述べた。
この問題では４月にスタージョン氏の夫やＳＮＰの財務担当者だった人物も取り調べのため一時拘束された。
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