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概要:ヘッジファンド運用会社サバ・キャピタル・マネジメントの創業者ボアズ・ワインスタイン氏は今週、市場は「常に間違う」と述べた。異なる資産クラスが矛盾したシグナルを送る現在、どの市場が一番間違っているかが投資家にとって大きな問題だ。
2023年6月13日 2:11 JST
上昇続ける米国株、一方で債券はリセッション見込む取引増加
「どちらかが折れる」、アクソニックは株式市場の方だと予想
ヘッジファンド運用会社サバ・キャピタル・マネジメントの創業者ボアズ・ワインスタイン氏は今週、市場は「常に間違う」と述べた。異なる資産クラスが矛盾したシグナルを送る現在、どの市場が一番間違っているかが投資家にとって大きな問題だ。
少数の大型テクノロジー銘柄に限られていた上げが、今週に入り裾野を広げる顕著な兆候を示した米国株市場か。悲観にあふれ米連邦準備制度による利下げへの賭けが急激に増加している債券市場か。米国株の上昇が続くかどうかは見通せず、債券市場のボラティリティーは2年前の2倍の水準だ。
投資家にとって、間違いの代価はS&P500種株価指数が上昇するたびに高くなっていく。指数は先週、強気相場入りした。JPモルガン・チェースのアナリストは株式トレーダーの経済見通しが誤りだった場合、株価が最大20%下落すると試算した。
米株は20%下落も、インフレ巡り債券市場が正しければ-JPモルガン
アクソニック・キャピタルの調査ディレクター、ピーター・チェッキーニ氏は「どちらかが折れることになる」とし、「多くのセクターで株式のバリュエーションが現実的な2023年利益予想に対して高水準になっていることを踏まえ、折れるのは株式市場の方だとわれわれは考えている」と話した。
S&P500種は先週0.4%上昇。一方テクノロジー株中心のナスダック100指数は7週ぶりに下落した。資金が銀行や中小型株など、これまで売られていた一角に流れた。
ディフェンシブ姿勢の運用者らも上昇の流れに乗り始めている。全米アクティブ投資マネジャーズ協会(NAAIM)の調査によると、株式へのエクスポージャーは2年余りで最速のペースで増えた。
ワインスタイン氏は景気見通しにとらわれ過ぎるのは間違いだと言う。「リセッション(景気後退)が起こると思う、あるいは思わないと発言する代わりに、経済の行方について幅のある複数の道筋を考えるべきだ」と、ニューヨークで開催のイベント「ブルームバーグ・インベスト」で語った。
サバは社債を空売りしているという。利回りスプレッドが小さいことから、クレジットの空売りは見逃せない高収益機会だと考えている。
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