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中国、７日物リバースレポ金利を予想外に引き下げ－景気てこ入れ
概要：中国人民銀行（中央銀行）は13日、７日物リバースレポ金利を予想外に引き下げた。回復ペースが鈍っている景気を下支えするため、金融政策スタンスを緩和する。
７日物リバースレポ金利を1.9％に引き下げ－従来２％
追加の利下げや預金準備率引き下げ、下期に想定される－ソシエテＧ
15日に発表される５月の経済指標では、景気回復ペースの一段の鈍化が示される見通し。製造業や投資だけでなく、厳格な新型コロナウイルス対策撤廃後に大きく伸びていた個人消費も減速しつつある。
ソシエテ・ジェネラルの大中華圏担当エコノミスト、ミシェル・ラム氏は「政策当局がようやく景気の弱さを認めた格好だ」と分析。「今年下期（７－12月）に追加利下げや預金準備率の引き下げが想定される」と述べた。
今週の米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）会合では、利上げ休止が見込まれている。
７日物リバースレポ金利の引き下げを受け、オフショア人民元は0.3％安の１ドル＝7.1748元。10年物国債利回りは３ベーシスポイント（ｂｐ、１ｂｐ＝0.01％）低下の2.64％となった。
15日には中期貸出制度（ＭＬＦ）の１年物金利が発表される。ブルームバーグが調査したエコノミスト16人のうち、７人がＭＬＦ金利の引き下げを予想している。
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