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概要:[ワシントン 15日 ロイター] - 米商務省が15日発表した5月の小売売上高(季節調整済み)は前月比0.3%増と、予想外のプラスとなった。自動車をはじめ幅広い品目で増加し、第2・四半期の経済成長に寄与する見通しだが、企業の人員削減が広がる中、支出は年後半に鈍化する可能性がある。
米商務省が15日発表した5月の小売売上高(季節調整済み)は前月比0.3%増と、予想外のプラスとなった。自動車をはじめ幅広い品目で増加し、第2・四半期の経済成長に寄与する見通しだが、企業の人員削減が広がる中、支出は年後半に鈍化する可能性がある。
[ワシントン 15日 ロイター] - 米商務省が15日発表した5月の小売売上高(季節調整済み)は前月比0.3%増と、予想外のプラスとなった。自動車をはじめ幅広い品目で増加し、第2・四半期の経済成長に寄与する見通しだが、企業の人員削減が広がる中、支出は年後半に鈍化する可能性がある。
エコノミスト予想は0.1%減だった。4月は0.4%増だった。
BMOキャピタル・マーケッツのシニアエコノミスト、ロバート・カブチック氏は「米経済は幾分軟化しているものの、第2・四半期は比較的しっかりと持ちこたえている」と述べた。
内訳では、自動車が1.4%増、オンライン小売が0.3%増、建設資材・園芸用品が2.2%増、家具が0.4%増、家電・電化製品が0.2%増、趣味が0.3%増。
小売統計に唯一含まれるサービス部門の飲食店も0.4%増加した。
一方、ガソリン価格の下落を反映し、ガソリンスタンドは2.6%減。
自動車、ガソリン、建築資材、外食を除くコア小売売上高は0.2%増。4月分は0.6%増と、当初発表の0.7%増から下方改定された。
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