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概要:英銀バークレイズはアジアの投資家への貸し付けを拡大させている。世界的なファイナンシング業務重視の一環。
2023年6月19日 14:04 JST
アジア市場でのファイナンス業務の収入の割合はほぼ2倍に
昨年12月時点でセールス・トレーディング人員を20%増やしていた
バークレイズのプライムファイナンス部門へのアジアのクオンツファンドとマルチストラテジーヘッジファンドからの需要は増している。米国株に連動したデリバティブ(金融派生商品)など国境をまたぐ仕組み商品へのプライベートバンク顧客からの需要も旺盛だと、市場業務のアジア責任者、ホセイン・ザイミ氏が述べた。
同行は全世界で、不安定なトレーディング業務への依存を減らすためにファイナンシング事業に力を入れている。低迷期にも有形自己資本利益率(RoTE)10%以上を維持する目標に向けた一環でもある。ザイミ氏によると、より予測しやすいファナンシング業務の拡大によって今年、アジアで過去最高の四半期業績を発表した。
「RoTE目標を達成できないと、酸欠状態に陥る」とし、適切なリターンを維持できなければ、資本を減らせとか、テクノロジー投資をやめろといった圧力がかかるだろうと同氏は語った。
バークレイズは18年からアジアの市場事業復活を模索している。16年にはアジアで7オフィスを閉鎖し現物株から撤退、電子取引とプラムブローカー、株式デリバティブに専念していたが、18年にオーストラリア、22年に台湾オフィスをそれぞれ再開した。
ヘッジファンド向け貸し付けなどを行うプライムブローカーはリスクの高い業務だが、利益も大きい。バークレイズはドル建て商品を買うアジアの顧客や、アジアの株式や通貨、債券へのアクセスを求める域外投資家向けのファインナンスに力を入れているとザイミ氏は説明した。
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