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概要:午後3時のドル/円は、前週末ニューヨーク市場終盤の水準から小幅安の143円前半で取引されている。半期末となる6月末を控え、投機筋が高水準に積み上げた円売りポジションをいったん圧縮するのではないか、との思惑が出回ったという。
[東京 26日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前週末ニューヨーク市場終盤の水準から小幅安の143円前半で取引されている。半期末となる6月末を控え、投機筋が高水準に積み上げた円売りポジションをいったん圧縮するのではないか、との思惑が出回ったという。
6月26日、午後3時のドル/円は、前週末ニューヨーク市場終盤の水準から小幅安の143円前半で取引されている。
週明けのドルは朝方の143円後半から前半へじり安となった。神田真人財務官が最近の為替動向について、経済の基礎的条件(ファンダメンタルズ)を反映しない過度な動きで「急速で一方的」などと指摘したことが話題となった。
ドルは23日海外市場で一時143.87円まで上昇し、昨年11月10日以来7カ月ぶり高値を更新していた。
月末と四半期末、海外勢の半期末が重なる6月が終わりに近づき「持ち高調整に絡んだ売買が入りやすくなっている」(トレーダー)といい、円の下げに歯止めをかけたとの指摘もあった。
米商品先物取引委員会(CFTC)がまとめたIMM通貨先物の非商業(投機)部門の取組状況によると、6月20日時点の円売りポジションは10万枚超と、為替介入が行われた昨秋を上回り、1年ぶり高水準へ膨らんだ。
「円相場の下落圧力が強く株価も堅調で、日銀が政策修正に動きやすい環境にある」(外銀)との思惑も、円の買い戻しを誘発する一因だという。
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後3時現在 143.34/36 1.0906/10 156.35/39
午前9時現在 143.53/55 1.0905/09 156.53/57
NY午後5時 143.68/71 1.0889/93 156.56/60
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