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概要:インフレ対策を目的とした上場投資信託(ETF)からの資金流出が記録的な水準に達している。
TIPSのETFは10カ月連続の資金流出-BI
実質利回りがここ1年で大きく上昇し、リターン悪化
インフレ対策を目的とした上場投資信託(ETF)からの資金流出が記録的な水準に達している。
ブルームバーグ・インテリジェンス(BI)のデータによると、米インフレ連動国債(TIPS)のETFは10カ月連続の資金流出でほぼ170億ドル(約2兆4400億円)が引き揚げられており、2016年からのデータでは異例の長さとなっている。
背景となっているのは、インフレに強いはずのTIPSのパフォーマンス低迷だ。物価高には対応できるTIPSだが、インフレの影響を除いた実質利回りがここ1年で大きく上昇し、物価上昇圧力が根強いままであるにもかかわらず、リターンが悪化。TIPSや関連のETFに対する投資意欲が減退している。
TCWグループの債券担当共同ディレクター、レアード・ランドマン氏はブルームバーグテレビジョンで、「多くの場合、TIPSを保有することで、同じ年限の名目債に比べてパフォーマンスが低調だった」と述べ、「そのため、ETFを手放す小口投資家がいてもおかしくない」と指摘した。
115億ドル規模のシュワブ米国TIPS・ETF(SCHP)は今年、26億ドルの資金流出。144億ドル規模のバンガード短期インフレ連動債ETF(VTIP)は20億ドルの流出だ。SCHPは過去1年のトータルリターンが約2.4%のマイナスとなっている。
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