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概要:東京株式市場で日経平均は、前営業日比160円48銭安の3万2538円33銭と4日続落して取引を終えた。年金基金などのリバランス(資産の再配分)売りを中心に需給環境が良くない中で、春先からの上昇を受けた高値警戒感は根強く、利益確定売りが出やすかった。今年初めての4日続落となった。
[東京 27日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は、前営業日比160円48銭安の3万2538円33銭と4日続落して取引を終えた。年金基金などのリバランス(資産の再配分)売りを中心に需給環境が良くない中で、春先からの上昇を受けた高値警戒感は根強く、利益確定売りが出やすかった。今年初めての4日続落となった。
6月27日、東京株式市場で日経平均は、前営業日比160円48銭安の3万2538円33銭と4日続落して取引を終えた。
日経平均は68円安でスタートした後もマイナス圏での値動きが続き、一時391円安の3万2306円99銭に下落した。前日の米ハイテク株安が嫌気される中、グロース株の売りが目立った。TOPIXバリュー指数の0.07%安に対し、同グロース指数は0.5%安だった。
リバランス売りを中心に需給の良くない環境が続いている。加えて7月には、ETF(上場投資信託)の分配金支払いに伴う換金売りも控えている。「自社株買いが少ない週でもあり買い需要が足りない。高値警戒感が根強いこともあって利益確定売りに押された」(フィリップ証券の増沢丈彦・株式部トレーディング・ヘッド)という。
東証が2014年に公表したガイドラインでは、決算期末日以前の5営業日に維持的買い付けや買い上がりなど、株価を意識したと思われる自己株式の買い付けがあるかどうかを「注視している」としており「事実上の禁止」と市場では捉えられている。
一方、春先からの上昇局面で買い遅れた投資家は少なくないとされ、下値では押し目買いが入って下げ渋った。「需給悪を抜ければ株高が再開する と期待している投資家は少なくない」(増沢氏)との見方があった。
TOPIXは0.28%安の2253.81ポイントで取引を終えた。東証プライム市場指数は前営業日比0.29%安の1159.8ポイントだった。プライム市場の売買代金は3兆4387億8900万円だった。東証33業種では、値上がりは海運や石油・石炭製品、空運など13業種で、値下がりは医薬品や精密機器、不動産など20業種だった。
指数寄与度の大きいアドバンテストやソフトバンクグループ、テルモが下落し、指数の重しになった。そーせいグループはストップ安配分。提携先のファイザーによる糖尿病・肥満症の治療薬「ロチグリプロン」の開発中止が伝わり、ロイヤルティー収入の思惑が後退した。
一方、オリエンタルランドや川崎汽船はしっかり。JSRは官民ファンドの産業革新投資機構(JIC)が約1兆円で買収すると正式発表したことを手掛かりに急伸した。
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが701銘柄(38%)、値下がりは1049銘柄(57%)、変わらずは84銘柄(4%)だった。
終値 前日比 寄り付き 安値/高値
日経平均 32538.33 -160.48 32629.96 32,306.99─32,689.10
TOPIX 2253.81 -6.36 2260.00 2,238.29─2,263.36
プライム指数 1159.80 -3.32 1162.82 1,151.99─1,164.64
スタンダード指数 1104.49 -2.85 1104.36 1,100.13─1,105.52
グロース指数 1015.20 -15.41 1019.39 1,003.96─1,025.01
東証出来高(万株) 122720 東証売買代金(億円 34387.89)
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