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ビットコイン強気派、年初来高値を試す－米独立記念日前の薄商い
概要：暗号資産（仮想通貨）ビットコイン強気派は、４日の米独立記念日の祝日を前に、市場の流動性の低さの中で年初来高値の更新を目指している。
2023年7月4日 10:11 JST
６月23日に付けた１年ぶり高値に接近、ここ１カ月は上昇基調にある
短縮取引となった３日は暗号資産関連企業の株価も上昇
デジタル資産運用会社アーカのトレーダー、カイル・ドーン氏は「歴史的にみて祝日の前後はほぼ間違いなく流動性が低下する。このところレバレッジが比較的大きくなっていることも手伝って、相場は一段と急変しやすくなっている。市場はなお強気方向に傾斜しており、全体的なセンチメントは改善し続けている」と語った。
世界最大の資産運用会社である米ブラックロックは３日、ナスダックを通じて米証券取引委員会（ＳＥＣ）に書類を再提出し、米国でのＥＴＦ上場申請について新たな情報を追加した。
ビットコイン現物投資型のＥＴＦは、より広範な消費者にアプローチする方法として長らく暗号資産業界の「聖杯」と見られてきているが、ＳＥＣは繰り返し申請を退けている。
３日は暗号資産関連企業の株価も上昇。暗号資産交換業者コインベース・グローバルは12％、企業としてビットコイン最大の買い手の顔で知られるマイクロストラテジーは10％それぞれ上昇。ビットコインのマイニング（採掘）を手掛けるマラソン・デジタル・ホールディングスなども高い。この日の米株式市場は４日の祝日を控え短縮取引だった。
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