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概要:[チューリヒ 4日 ロイター] - クレディ・スイスの株式3%超を保有していたスイスの年金基金を代表するエトス財団は4日、UBSによる買収価格の改善を求める集団訴訟を支援すると発表した。
クレディ・スイスの株式3%超を保有していたスイスの年金基金を代表するエトス財団は7月4日、UBSによる買収価格の改善を求める集団訴訟を支援すると発表した。写真は同社のロゴ。香港で3月21日撮影(2023年 ロイター/Lam Yik)
[チューリヒ 4日 ロイター] - クレディ・スイスの株式3%超を保有していたスイスの年金基金を代表するエトス財団は4日、UBSによる買収価格の改善を求める集団訴訟を支援すると発表した。
UBSによるクレディ・スイス買収で設定された株式交換比率に反対するスイスの法律事務所リーガルパスの訴訟を支援するという。
クレディ・スイス株主はこの取引で、クレディ株22.48株につきUBS株1株を提示され、クレディ・スイスの価値は30億スイスフラン(33億5000万ドル)と評価された。
エトスはこれについて、合意のわずか48時間前の時点でクレディ・スイスの価値は70億フランだったと指摘。財団幹部は、株式交換比率に改善の余地があると述べた。
訴えが認められれば、全てのクレディ・スイス株主が新たな交換比率の恩恵を受けるという。
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