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スペインのサービス部門ＰＭＩ、6月は年初来最低の伸び
概要：Ｓ＆Ｐグローバルが５日発表した６月のスペインのサービス部門購買担当者景気指数（ＰＭＩ）は５３．４と、前月の５６．７と４月の５７．９から低下した。
Ｓ＆Ｐグローバルが７月５日発表した６月のスペインのサービス部門購買担当者景気指数（ＰＭＩ）は５３．４と、前月の５６．７と４月の５７．９から低下した。
［マドリード ５日 ロイター］ - Ｓ＆Ｐグローバルが５日発表した６月のスペインのサービス部門購買担当者景気指数（ＰＭＩ）は５３．４と、前月の５６．７と４月の５７．９から低下した。
好不況の分かれ目となる５０をなお上回ったものの、今年１月以来の小幅な拡大となった。ただ、先の指標では今後数カ月は拡大が続くことが示されている。
ハンブルク商業銀行（ＨＣＯＢ）のチーフエコノミスト、Cyrus de la Rubia氏は「新規事業が以前より小幅ながら伸びているほか、受注残が前月より若干増えていることから、今後数カ月は拡大が続く可能性がある」と述べた。
調査では、６月の新規事業と新規雇用が過去数カ月に比べて小幅ながらも引き続き増加した。
一方、インフレ緩和が主な好材料となっていることが示された。
Ｓ＆Ｐグローバルは「投入価格の上昇率が２年超ぶりの低水準、販売価格の上昇は２０２１年１０月以来、最も緩やかだった」と指摘した。
サービス部門は、スペイン経済全体のほぼ半分を占める。
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