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概要:今週の東京株式市場は、一進一退の値動きが予想されている。米国で労働市場の堅調さを背景に年内の追加利上げが見込まれる中、週半ばに発表となる6月消費者物価指数(CPI)に注目が集まる。他方、日本においては6月の日銀短観でも示されたように経済の回復基調が鮮明であるため、内需の堅調さが日本株のサポート要因となりそうだ。
[東京 10日 ロイター] - 今週の東京株式市場は、一進一退の値動きが予想されている。米国で労働市場の堅調さを背景に年内の追加利上げが見込まれる中、週半ばに発表となる6月消費者物価指数(CPI)に注目が集まる。他方、日本においては6月の日銀短観でも示されたように経済の回復基調が鮮明であるため、内需の堅調さが日本株のサポート要因となりそうだ。
今週の東京株式市場は、一進一退の値動きが予想されている。
日経平均の予想レンジは3万2300円─3万3000円。
<ブーケ・ド・フルーレット 代表 馬渕治好氏>
「市場はFRB(米連邦準備理事会)による年内の積極的な利上げと、それによる先行きの景気悪化を懸念し始めている上、為替もドル安/円高に振れる可能性があり、日本株の投資環境としては良くはない。週全体を通して、日本株は軟調な推移となる可能性が高いか」
「需給懸念も相場の重しだ。短期的には上場投資信託(ETF)の分配金拠出に伴う売りが出るとみられるほか、外国人投資家による日本株買いも一巡している感じがある」
<岩井コスモ証券 投資情報センター長 林卓郎氏>
「米国では年内の追加利上げをある程度織り込んでおり、日本ではETFの分配金拠出に伴う売りも一巡したと思うので、悪材料は出尽くした感がある。世界の景気懸念は依然として残るものの、日本は小売りの決算をみても分かるように回復方向が確認できているので、じり高の週になると予想する。日経平均は3万3000円を回復するのではないか。
「7月は9月末配当を狙った買いが入るので、相場の支えとなるだろう。日銀の金融政策決定会合を今月末に控え、銀行株が物色される可能性も高い」
「イベントとしては、6月米CPIに注目している。足元では伸びが鈍化してきているので、今回の数字と、市場の反応を見極める必要がある」
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