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概要:米労働省が12日発表した6月の消費者物価指数(CPI、季節調整済み)は前年比3.0%上昇した。伸びは5月の4.0%から鈍化し、2021年3月以来の小ささとなった。物価上昇の鈍化が続いていることが示されたものの、米連邦準備理事会(FRB)が今月の会合で利上げを再度見送る程のペースでインフレは鎮静化していない。
6月の米消費者物価指数は前年比3.0%上昇した。昨年2月、フィラデルフィアで撮影(2023年 ロイター/Hannah Beier)
[ワシントン 12日 ロイター] - 米労働省が12日発表した6月の消費者物価指数(CPI、季節調整済み)は前年比3.0%上昇した。伸びは5月の4.0%から鈍化し、2021年3月以来の小ささとなった。物価上昇の鈍化が続いていることが示されたものの、米連邦準備理事会(FRB)が今月の会合で利上げを再度見送る程のペースでインフレは鎮静化していない。
前月比では0.2%上昇。5月は0.1%上昇だった。中古車価格が下落したものの、ガソリン価格と家賃の上昇で相殺された。
ロイターがまとめたエコノミスト予想は前年比%3.1%上昇、前月比0.3%上昇だった。
変動の大きい食品とエネルギーを除くコア指数は前年比4.8%上昇。前月の5.3%から鈍化した。前月比では0.2%上昇。前月比での伸びが0.4%を下回ったのは過去6カ月で初めて。
ロイターがまとめた予想は前年比5.0%上昇、前月比0.3%上昇だった。
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