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概要:世界の債券・為替市場が大きく変動している背景には、日本銀行が今月の金融政策決定会合でイールドカーブコントロール(長短金利操作、YCC)政策を修正する可能性に対する警戒感の広がりもある。
いちよし証券の愛宕伸康チーフエコノミストは、「7月会合に向けての市場の動きは日銀の政策判断にとって非常に重要だ」と指摘。「正常化が近い将来ないことは明確だが、YCCの修正については選択肢として残している」と語った。
日本の国債市場が今年初めに経験したようなプレッシャーの兆候はないものの、10年債利回りはYCC政策における許容変動幅の上限0.5%に向けて上昇している。10年物円スワップ金利は12日に0.7%と、3月以来の高水準を付けた。
過去10年余りにわたり金融政策の立案に関わってきた日銀の内田真一副総裁は、日本経済新聞とのインタビューで、マイナス金利政策の解除という判断に至るまでには大きな距離があるとしたものの、今後のYCCの微調整について排除はしなかった。
ソシエテ・ジェネラルのストラテジスト、キット・ジャックス氏とオリビエ・コルベール氏は12日の顧客向けリポートで、「今回の会合については、前回より観測が広がっている」と指摘。「今回はYCC修正を巡る観測が前回の会合前ほど後退していない」という。
日銀の政策決定会合は27、28日の2日間の日程で行われる。
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