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概要:ニューヨーク外為市場ではドルが主要通貨バスケットに対し小幅下落した。ただ、方向感に欠く中、先週末に付けた1年超ぶり安値は上回っている。
[ニューヨーク 17日 ロイター] - ニューヨーク外為市場ではドルが主要通貨バスケットに対し小幅下落した。ただ、方向感に欠く中、先週末に付けた1年超ぶり安値は上回っている。
ニューヨーク外為市場ではドルが主要通貨バスケットに対し小幅下落した。ただ、方向感に欠く中、先週末に付けた1年超ぶり安値は上回っている。
バノックバーン・グローバル・フォレックスのチーフマーケットストラテジスト、マーク・チャンドラー氏は、先週のドルの下落ペースが「異常に大きかったように見える」とし、来週の米連邦公開市場委員会(FOMC)で0.25%ポイントの追加利上げが見込まれる中、相場は今週安定し、ドルも底堅く推移するという見通しを示した。
18日に発表される6月の米小売売上高が注目されているものの、米連邦準備理事会(FRB)の金融政策の行方を左右する公算は小さいとみられる。
金融市場ではフェデラル・ファンド(FF)金利が11月までに5.40%でピークを迎えるという見方が織り込まれている。これは来週25━26日のFOMC以降、追加利上げが実施される確率は低いという市場の見方を示唆している。
終盤の取引で主要6通貨に対するドル指数は0.12%安の99.832。先週末には2022年4月以来の安値となる99.574を付けていた。
ドル/円は0.07%安の138.65円。先週末は137.245円と、5月17日以来の安値を付けた。
ユーロ/ドルは0.14%高の1.1242ドル。先週末は1.12445ドルと、22年2月以来の高値を更新した。
ドイツ連邦銀行(中央銀行)は17日、独経済は第2・四半期にやや持ち直したものの、23年の国内総生産(GDP)が6月時点予想(前年比0.3%減)より悪化する可能性があるとの見通しを示した。
国際通貨基金(IMF)は、エネルギーショックと金融情勢の引き締まりにより、ドイツのGDPは今年若干縮小する可能性があると発表した。
欧州中央銀行(ECB)は来週の理事会で0.25%ポイントの利上げを実施すると予想されている。
ポンド/ドルは0.06%安の1.3082ドル。
ドル/円 NY終値 138.71/138.75
始値 138.15
高値 139.40
安値 138.14
ユーロ/ドル NY終値 1.1234/1.1238
始値 1.1231
高値 1.1245
安値 1.1204
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