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概要:ニューヨーク外為市場では、主要通貨に対するドル指数が下落した。米連邦準備理事会(FRB)はこの日まで開いた政策決定会合で0.25%ポイントの利上げを決定。市場ではパウエルFRB議長が過度にタカ派的でなかったことがドル相場の動きに反映されているとの見方が出ている。
ニューヨーク外為市場では、主要通貨に対するドル指数が下落した。2009年11月撮影(2023年 ロイター/Rick Wilking/)
[ニューヨーク 26日 ロイター] - ニューヨーク外為市場では、主要通貨に対するドル指数が下落した。米連邦準備理事会(FRB)はこの日まで開いた政策決定会合で0.25%ポイントの利上げを決定。市場ではパウエルFRB議長が過度にタカ派的でなかったことがドル相場の動きに反映されているとの見方が出ている。
FRBは2会合ぶりの0.25%の利上げを決定するに当たり、インフレはなお高水準にあると指摘。追加利上げの可能性を排除しなかった。
終盤の取引で主要6通貨に対するドル指数は0.345%安の1.1093。
アナリストの間で、パウエル議長の会合後の記者会見での今後の見通しに関する発言は、タカ派とハト派の「ほぼ中央」を行く路線だったとの見方が出ている。
BNYメロン・マーケッツ(ニューヨーク)の米マクロ戦略責任者、ジョン・ベリス氏は「パウエル議長は米経済のソフトランディング(軟着陸)の可能性は極めて高いと自信を示すと同時に、追加利上げと金利据え置きの可能性を排除しなかった。これを受けドル相場が下落し、米株式相場が上昇した」と指摘。「パウエル議長が過度にタカ派的でなかったことが、相場の動きの背景にある」と述べた。
欧州中央銀行(ECB)は27日に開く理事会でFRBと同様に0.25%の利上げを決定するとおおむね予想されている。
ユーロは対ドルで0.36%高の1.1093ドル。
日銀は27─28日に金融政策決定会合を開催。イールドカーブ・コントロール(長短金利操作、YCC)の修正観測がくすぶっている。YCCにタカ派的な微調整が加えられるのではないかとの観測から円は今月に入り急騰したが、ここ数日は収束している。
円は対ドルで0.46%高の140.21円。
英ポンドは対ドルで0.35%高の1.2945ドル。イングランド銀行(英中央銀行)が8月3日に開く金融政策委員会で予想される利上げの幅については、0.25%と0.50%との間で見通しが割れている。
暗号資産(仮想通貨)のビットコインは0.54%高の2万9385.75ドル。イーサリアムは0.55%高の1872.52ドル。
ドル/円 NY終値 140.21/140.24
始値 140.38
高値 140.69
安値 139.94
ユーロ/ドル NY終値 1.1083/1.1087
始値 1.1082
高値 1.1106
安値 1.1057
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