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概要:欧州中央銀行(ECB)は27日、0.25ポイントの利上げを実施し中銀預金金利を3.75%とした。引き締めサイクルは終わりに近づいているが、次回9月会合での追加利上げの可能性は残した。
0.25ポイントの利上げで中銀預金金利は3.75%に
歴史的な引き締めサイクルは終わりに近づいている
欧州中央銀行(ECB)は27日、0.25ポイントの利上げを実施し中銀預金金利を3.75%とした。引き締めサイクルは終わりに近づいているが、次回9月会合での追加利上げの可能性は残した。
昨年7月から9回連続となる今回の利上げはエコノミストの予想通りだった。9月についてのガイダンスはなく、追加利上げか据え置きかはインフレ率が目標の2%に向け低下することへのECBの自信次第となる。
ECBは声明で「将来の決定はインフレ率が中期的目標の2%に速やかに戻るよう、必要な限り政策金利が十分に景気抑制的な水準に設定されることを確実にする」と説明。「政策委員会は景気抑制の適切な水準と期間を決定するに当たり、データ依存のアプローチを続ける」とした。
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