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概要:欧州中央銀行(ECB)は28日、ユーロ圏の銀行が抱える債券の含み損はわずかだが、域内経済に深刻なストレスがかかれば3倍超に急増する恐れがあるとの見方を示した。
欧州中央銀行(ECB)は28日、ユーロ圏の銀行が抱える債券の含み損はわずかだが、域内経済に深刻なストレスがかかれば3倍超に急増する恐れがあるとの見方を示した。独フランクフルトのECB本部ビル、2018年3月撮影(2023年 ロイター/Ralph Orlowski)
[フランクフルト 28日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)は28日、ユーロ圏の銀行が抱える債券の含み損はわずかだが、域内経済に深刻なストレスがかかれば3倍超に急増する恐れがあるとの見方を示した。
2月時点でユーロ圏の最大手銀行を対象に実施したストレステストでは、含み損は730億ユーロ(800億ドル)だった。
ECBは「分析では、2023年の欧州連合(EU)全般にわたるストレステストの市場逆風シナリオが現実化した場合、純含み損が1550億ユーロ規模で拡大する可能性がある。したがって、ECBは銀行に対し、金利に細心の注意を払うよう要請する」と説明した。
ECBは2月以降も利上げを続け、預金金利はこの1年間で過去最大の425ベーシスポイント(bp)上昇した。
ただ、銀行は債券を償還期限まで保有し、他の手段で流動性を確保する公算が大きいことから、1550億ユーロ規模で含み損が拡大する可能性は低いという。
ECBの逆風シナリオは、今後3年間の国内総生産(GDP)が6%のマイナス成長となり、インフレと金利が大幅に上昇するとの前提で算出されている。
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