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米サード・ポイント、特定銘柄の売り持ち縮小 踏み上げに備え
概要：米著名投資家ダニエル・ローブ氏は１日の書簡で、自身が率いるヘッジファンド、サード・ポイントが踏み上げ（売り方の買い戻し）によって受ける打撃を小さくするために、特定の銘柄の売り持ち規模を縮小したことを明らかにした。
米著名投資家ダニエル・ローブ氏は８月１日の書簡で、自身が率いるヘッジファンド、サード・ポイントが踏み上げ（売り方の買い戻し）によって受ける打撃を小さくするために、特定の銘柄の売り持ち規模を縮小したことを明らかにした。２０１２年５月、ラスベガスで撮影（２０２３年 ロイター/Steve Marcus）
［ロンドン １日 ロイター］ - 米著名投資家ダニエル・ローブ氏は１日の書簡で、自身が率いるヘッジファンド、サード・ポイントが踏み上げ（売り方の買い戻し）によって受ける打撃を小さくするために、特定の銘柄の売り持ち規模を縮小したことを明らかにした。
ローブ氏は「空売りの環境は過去に照らしてはるかに厳しい」と指摘。ネット掲示板の「レディット」やオプションの期限をチェックすることが優先され、企業の経済的見通しの分析が後回しになっていると苦言を呈した。
書簡によると、ローブ氏がネットで買い持ちにしている銘柄のほぼ半分には人工知能（ＡＩ）の進歩によって恩恵を受ける企業が含まれている。
サード・ポイントの２月末時点の運用資産総額は約１２６億ドル。
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