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概要:東京株式市場で日経平均は、前営業日比768円89銭安の3万2707円69銭と、3日ぶりに反落して取引を終えた。前日の米国株式市場でのハイテク株安に加え、格付け会社フィッチが米長期債格付けを引き下げたことなどが嫌気された。日経平均はこのところ急ピッチで上昇したため、利益確定売りを急ぐ動きもみられた。日経平均は一時800円超安となった。
[東京 2日 ロイター] - 東京株式市場で日経平均は、前営業日比768円89銭安の3万2707円69銭と、3日ぶりに反落して取引を終えた。前日の米国株式市場でのハイテク株安に加え、格付け会社フィッチが米長期債格付けを引き下げたことなどが嫌気された。日経平均はこのところ急ピッチで上昇したため、利益確定売りを急ぐ動きもみられた。日経平均は一時800円超安となった。
8月2日、東京株式市場で日経平均は、前営業日比768円89銭安の3万2707円69銭と、3日ぶりに反落して取引を終えた。写真は都内で2020年10月撮影(2023年 ロイター/Issei Kato)
日経平均は353円安で寄り付いた後、心理的節目の3万3000円を割り込んだ。後場は一段安となり、848円29銭安の3万2628円29銭で安値をつける場面があった。アジア株や米株先物3指数の下落に加え、為替市場でドル安/円高が進行。先物主導で機械的な売りが強まったとの見方もあった。
米国経済を巡ってはソフトランディングとハードランディングの期待が交錯しているといい「楽観論と悲観論が交錯する中、上昇ピッチへの警戒感が高まり、米国債の格下げのニュースをきっかけに利益確定売りが強まった」(楽天証券の窪田真之チーフストラテジスト)との声があった。
TOPIXは1.52%安の2301.76ポイント、東証プライム市場指数は前営業日比1.53%安の1184.6ポイントで取引を終了。プライム市場の売買代金は4兆4846億2200万円だった。東証33業種では、証券、保険、電気・ガス、精密機器、空運などの30業種が値下がり。値上がりは鉱業、輸送用機器、非鉄金属の3業種にとどまった。
野村アセットマネジメントの石黒英之シニア・ストラテジストは、TOPIXが下げ止まった点に注目する。「本格的なリスクオフとなれば、TOPIX主導で下げる」といい、世界的なリスクオンの方向性は継続するとの見方を示した。「日米の企業決算も概ね良好。国内企業の決算も営業利益ベースで通期予想に対する進捗率が高く、上振れ余地がある」とコメントした。
個別では、ファーストリテイリング、東京エレクトロン、アドバンテスト、ソフトバンクグループ、ダイキン工業など日経平均の指数寄与度の高い銘柄が軒並み下落。トヨタ自動車は逆行高となり1年7カ月ぶりに上場来高値を更新、時価総額は初の40兆円超となった。
東証プライム市場の騰落数は、値上がりが287銘柄(15%)、値下がりは1503銘柄(81%)、変わらずは45銘柄(2%)だった。
終値 前日比 寄り付き 安値/高値
日経平均 32707.69 -768.89 33123.12 32,628.29─33,158.58
TOPIX 2301.76 -35.60 2316.14 2,296.42─2,328.64
プライム指数 1184.60 -18.36 1192.82 1,181.92─1,198.44
スタンダード指数 1117.90 -4.91 1119.80 1,117.08─1,122.99
グロース指数 985.85 -10.34 990.49 984.25─993.89
東証出来高(万株) 183485 東証売買代金(億円) 44846.22
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