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米銀行危機、あと２年続く可能性－資産買い取りの好機とアレスＣＥＯ
概要：米オルタナティブ資産運用会社アレス・マネジメントのマイケル・アロゲッティ最高経営責任者（ＣＥＯ）は１日、米国の銀行危機があと２年続く恐れがあり、経営難の米地銀からローン債権ポートフォリオをさらに買い取る機会が期待できると語った。
米オルタナティブ資産運用会社アレス・マネジメントのマイケル・アロゲッティ最高経営責任者（ＣＥＯ）は１日、米国の銀行危機があと２年続く恐れがあり、経営難の米地銀からローン債権ポートフォリオをさらに買い取る機会が期待できると語った。
アレスは、カリフォルニア州の地方銀行持ち株会社パックウエスト・バンコープ から資産担保ローン35億ドル相当を買い取る合意を今年６月に発表したが、その種の新たなディールを追求する可能性がある。アロゲッティＣＥＯが４－６月（第２四半期）決算のオンライン会見で明らかにした。
アロゲッティ氏は「われわれは銀行市場の移行のまだ初期段階にある」と述べ、業界の整理・統合がさらに進むと予想。「そうした再編に伴い、われわれはセカンダリー資産買い取りに好機を見いだす一方、プライマリー市場の競争は減る」との見通しを示した。
ウォール街の銀行が、米規制・監督当局が課す新たな資本ルールに対応しようとする中で、アレスのようなパートナーを当てにすることもあり得るだろうと語った。
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