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概要:米国債が株式の損失ヘッジとしてこれほど効果がなかったことは1990年代以来だ。
2023年8月3日 8:42 JST
米国債とS&P500種の相関係数は今週プラス0.82に上昇
国債発行規模引き上げや米格下げ、好調な民間雇用データが三重苦に
相関関係の変化が昨年始まった背景には、米連邦準備制度がインフレ抑制のため積極的な利上げを行い、債券市場と株式市場の双方に打撃を与えたことがある。
1カ月の相関係数は現在、低インフレと力強い国内経済の成長が相まって株・債券が共に上昇した1996年以来、最も高い数値。
債券のリスクヘッジ力の弱さは2日に露呈した。米国債相場は大半の年限で下落し、米10年債利回りは一時10ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇して4.12%と、2022年11月以来の高水準を付けた。一方、S&P500種株価指数は約1.4%下落し、4月以来の大幅安。
米財務省による中長期債の発行規模引き上げや、フィッチ・レーティングスによる米格付け引き下げ、予想を上回る民間雇用データという三重苦が投資家に打撃を与えた。
こうした中、米国債は今年の値上がり分を帳消しにするペースにあり、米金融引き締めサイクルの終了が近いとして相場上昇を期待する強気派だけでなく、ヘッジとして米国債をポートフォリオに組み込む人もいら立たせている。
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