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アポロの４－６月期は過去最高益－傘下アテネに金利上昇の追い風
概要：米プライベートエクイティー（ＰＥ、未公開株）投資会社アポロ・グローバル・マネジメントが発表した４－６月（第２四半期）決算は過去最高益を記録した。金利上昇と力強い資金流入が傘下の保険会社アテネ・ホールディングの収益を押し上げた。
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2023年8月3日 22:19 JST
調整後純利益は過去最高の10億ドル、１株利益は市場予想上回る
運用資産残高、前年同期比20％増の6170億ドル
米プライベートエクイティー（ＰＥ、未公開株）投資会社アポロ・グローバル・マネジメントが発表した４－６月（第２四半期）決算は過去最高益を記録した。金利上昇と力強い資金流入が傘下の保険会社アテネ・ホールディングの収益を押し上げた。
調整後純利益は75％増の10億ドル（約1430億円）、1株当たり1.70ドルで、１株利益はブルームバーグが調査したアナリスト平均予想の1.65ドルを上回った。
アテネの収益性を測る上で主要な指標となるスプレッド関連収入は76％増の７億9900万ドル。好調な資金流入と金利上昇が追い風となった。純投資スプレッドは66％増の10億ドル。金利上昇による収益が資金コストの増大を相殺した。
手数料関連収入は30％増の４億4200万ドル。運用報酬の増加に加え、重要な戦略成長分野であるキャピタル・ソリューション事業の利益が寄与した。
今回の決算は、アポロが引き続きクレジット・保険事業への傾斜を強めていることを示した。アテネは４－６月の調整後純利益の約８割をたたきだした。
運用資産残高は前年同期比20％増の6170億ドルだった。
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