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ＥＶメーカーのリビアン、生産台数見通し上方修正－供給網の問題緩和
概要：米電気自動車（ＥＶ）メーカーのリビアン・オートモーティブは2023年通期の生産台数見通しを上方修正し、通期の赤字幅見通しを縮小した。ＥＶメーカーが増える中で有望企業としての地位を再び確立しようとしている。
通期で約５万2000台を生産予定－従来目標は５万台
通期調整後ＥＢＩＴＤＡ損失見通し縮小－株価は時間外で一時３％高
米電気自動車（ＥＶ）メーカーのリビアン・オートモーティブは2023年通期の生産台数見通しを上方修正し、通期の赤字幅見通しを縮小した。ＥＶメーカーが増える中で有望企業としての地位を再び確立しようとしている。
８日の発表資料によると、同社は23年に約５万2000台を生産する予定。従来目標は５万台だった。４－６月（第２四半期）決算は調整後１株損益が1.08ドルの赤字となったが、ブルームバーグ集計のアナリスト予想平均1.37ドルより小幅な赤字にとどまった。売上高は11億ドルに増加した。
リビアンの見通し改善は、同社が最近のサプライチェーン問題をいかに乗り越えつつあるかを示すものだ。同社は予測引き上げの要因として、生産ラインに関する進展やサプライチェーンの見通しなどを挙げた。
同社によると、通期の調整後ＥＢＩＴＤＡ（利払い・税金・減価償却・償却控除前利益）は42億ドル（約6000億円）の損失の見通し。従来見通しから赤字幅を１億ドル縮小した。
リビアンの株価は通常取引後の時間外取引で一時３％上昇した。
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