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概要:シンガポールを拠点とするヘッジファンド運営会社タイムフォリオ・アセット・マネジメントは、中国と日本の一部自動車メーカーの株式を空売りしている。世界の電気自動車(EV)市場で韓国勢に競り負けるとの見通しに基づいている。
タイムフォリオ・アセット、日産と小鵬もショートに-現代自を選好
目覚ましいEV浸透と新車投入で韓国勢のブランド認知向上と分析
リー氏によると、タイムフォリオ・アセットは年初から7月末までプラス12%の運用成績を確保。ユーリカヘッジ・アジアン・ヘッジファンド・インデックスの2.7%を上回るパフォーマンスだ。今年上期は、相場上昇とショートスクイーズ(踏み上げ)で株式ロングショートやマーケットニュートラルのヘッジファンドにとって厳しい環境だった。
需要低迷で米テスラの中国でのEV出荷が落ち込む中でも、中国のEVメーカーは好調な国内販売で株価が急伸。小鵬汽車は最近、ドイツのフォルクスワーゲンによる出資を発表するなど、国際的に注目も高まっている。
リー氏は韓国メーカーを選好している。米国で市場シェアを拡大しつつあるほか、目覚ましいEV浸透や新車投入でブランド認知を向上させていることを理由に挙げた。現代自などのガバナンス(企業統治)改善もこれら企業を一層魅力的にしていると付け加えた。それでもリー氏は、2023年下期のEV需要全般に対する懸念から、買い増すのは押し目買いの機会があるときだけだと説明した。
タイムフォリオはトヨタ自動車株についてはショートにしていない。リー氏はトヨタ株のショートスクイーズが続くと予想している。IHSマークイットのデータによれば、トヨタ株の空売り残高は浮動株の約3%と、この1年間の最高水準付近にある。6月にEV事業の強化計画を発表して以来、同社株は17%上昇している。
タイムフォリオは自社ファンドの好調なパフォーマンスの理由について、昨年11月から米エヌビディア株を買い増すなど人工知能(AI)関連銘柄への時宜にかなった投資を挙げた。リー氏によると、韓国のEV用バッテリー関連株を買い持ちしながら中国の同業についてはショートにしたことも好成績に寄与した。
最近のエヌビディア株の利益確定売りは「非常に健全な調整」であり、同社株は小休止後に再び上昇する公算が大きいと、同社のシニアポートフォリオマネジャー、ナルシ・チャン氏は予想した。同社ファンドは半導体メモリー株を引き続きオーバーウエートとしているが、AIをテーマに大きく上昇したSKハイニックスについては「やや慎重」になっているとした。
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