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概要:ニューヨーク外為市場では、中国経済への懸念から安全資産に資金が流入し、主要通貨に対するドル指数が約1カ月ぶりの高値を付けた。こうした中、円は対ドルで昨年11月以来の安値を更新し、市場では政府・日銀による介入警戒感が高まっている。
[ニューヨーク 14日 ロイター] - ニューヨーク外為市場では、中国経済への懸念から安全資産に資金が流入し、主要通貨に対するドル指数が約1カ月ぶりの高値を付けた。こうした中、円は対ドルで昨年11月以来の安値を更新し、市場では政府・日銀による介入警戒感が高まっている。
ニューヨーク外為市場では、中国経済への懸念から安全資産に資金が流入し、主要通貨に対するドル指数が約1カ月ぶりの高値を付けた。こうした中、円は対ドルで昨年11月以来の安値を更新し、市場では政府・日銀による介入警戒感が高まっている。
円は対ドルで0.36%下落し、一時1ドル=145.50円と、2022年11月以来の円安・ドル高水準を付けた。
政府・日銀は昨年9月、145円台で円買い・ドル売り為替介入を実施。マネックスUSA(ワシントン)の外為レーダー、ヘレン・ギブン氏は「向こう2、3週間以内に日銀から何らかのニュースが出てきても、それほど驚くべきことではない。特に1ドル=147円に向かい始めれば、政府・日銀は動くだろう」としている。
この日は関係筋がロイターに対し、中国の不動産開発大手の碧桂園が9月2日に満期を迎えるオンショア私募債の償還を3年延期するよう求めていると明らかにした。米金融大手JPモルガンは碧桂園の債務支払い遅延を受け、運用資産2兆8000億元(3857億8000万ドル)相当と試算する中国の不動産投資信託(REIT)のリスクが高まると警告している。
こうした中、中国を中心に世界経済の健全性に対する懸念が高まり、安全資産としてのドルに買いが入り、主要6通貨に対するドル指数は0.301%高の103.170と、約1カ月ぶりの高値を更新。OANDAのシニア・マーケット・アナリスト、エドワード・モヤ氏は「中国の成長見通しのほか、現在起こりつつある不動産危機などに対する懸念が著しく高まっている」とし、「市場では中国が再び注目されている」と述べた。
豪ドルは対米ドルで0.28%下落し、5月以来の安値を更新。豪ドルは中国に対する投資家心理を反映しやすいとされる。
対ドルで、英ポンドは0.16%安の1.2676ドル、ユーロは0.38%安の1.09045ドル。
ロシアの通貨ルーブルは一時ドル=100ルーブル台に下落。その後、ロシア中央銀行が主要政策金利について討議するために15日に臨時会合を開くと発表したことを受け、同水準を回復した。
アルゼンチンペソは急落。アルゼンチン大統領選挙の予備選で独立系で極右のリバタリアン(自由至上主義)経済学者であるハビエル・ミレイ氏が予想外にトップに躍り出た。これを受け、アルゼンチン中央銀行はペソを約18%切り下げるほか、政策金利を21%ポイント引き上げ118%にすると発表。ペソの公式レートは10月の大統領選挙まで1ドル=350ペソで固定するとした。
ドル/円 NY午後4時 145.44/145.47
始値 145.00
高値 145.58
安値 145.00
ユーロ/ドル NY午後4時 1.0901/1.0905
始値 1.0944
高値 1.0945
安値 1.0875
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