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概要:オースティン・ハンクウィッツ(Austin Hankwitz)氏は、今後8年間で投資ポートフォリオを200万ドル(約2億9000万円、1ドル=145円換算)まで増やすつもりだ。少なくとも、彼はそれを目標にしている。
オースティン・ハンクウィッツ(Austin Hankwitz)氏は、今後8年間で投資ポートフォリオを200万ドル(約2億9000万円、1ドル=145円換算)まで増やすつもりだ。少なくとも、彼はそれを目標にしている。
テネシー州ナッシュビル出身のハンクウィッツ氏(27)は、ヘルスケア企業の財務アナリストとしてキャリアをスタートさせたが、2020年にパンデミックによるロックダウンが始まると、すぐにTikTokの世界に飛び込み、投資のヒントを共有するようになった。
彼の動画は、お気に入りの銘柄や絶好の買い場を生み出す可能性のある企業ニュースに関する短いクリップで構成されている。2020年以降、増え続けたフォロワーは70万人を超えた。
ハンクウィッツ氏は今でも、ウェブやソーシャルメディアを見て回り、有望な銘柄を探すのを楽しんでいるが、個々の企業を追跡するのは大変な労力を要することに気づいた。
純資産1億円超を達成した30代の夫妻が、投資額の95%をインデックス・ファンドに投じている理由
そうした理由から、ハンクウィッツ氏のお気に入りの投資手段の1つは、インデックスファンド(S&P500などの指数の値動きに連動した成果を目指すファンド)、またはそのようなファンドを追随するファンドだ。
彼はインデックスファンドを利用して数百万ドル規模の資産を形成することを目標にしており、12月にこの計画に着手した。当時ハンクウィッツ氏は、フォロワーたちが自分の進捗状況を追跡できるようにレディットのサブスタックで記事を作成し、1月から目標に向けて資金配分を開始する計画を共有した。
Insiderが閲覧した記録によると、ハンクウィッツ氏はこれまでに通常の証券口座で4万7400ドル(約687万3000円)、退職金口座で7万2774ドル(約1055万2000円)を積み上げている。2つの口座の合計は12万174ドル(約1742万5000円)だ。挑戦を始める前の資金は2822ドル(約41万円)だった。
ハンクウィッツ氏はこの挑戦のために、2種類の口座を開設した。より高いリスクを取って個別銘柄を選ぶ通常の証券口座と、利子や配当などに税金のかからない自営業者向け退職金口座のロス(ROTH)ソロ401(k)口座だ。401(k)の口座はインデックス投資に重きが置かれている。
「インデックスファンドへの投資は、一般の個人投資家が将来のために資産形成を始めるには最適な方法だと思います。それに尽きます」
その主な理由は、全自動の投資手法であり、最も優良なアメリカ企業の一部へのエクスポージャーが得られるからだ。ペンキが乾くのを見ているほど簡単だと彼は付け加える。
人々が投資を怖がったりイライラしたりするのは、十分な知識がないからだとハンクウィッツ氏は言う。しかしインデックスファンドを使えば、値上がりしそうな銘柄を選ぶ作業から当て推量をなくすことができる。また、インデックスファンドは、個別株投資のように売ったり買ったりする必要がないため、投資家は手数料の面でも効率よく分散投資を行える。さらにポートフォリオの中に最も有望な銘柄を維持するようにリバランスを行ってくれる。
過去のパフォーマンスは将来の結果を保証するものではないが、何十年分ものリターンを確認することで、どれほどの利益が期待できるか把握することができるだろう。
「もちろん、それをはるかに超える年もあります。2023年はこれまで20%プラスで、2022年はマイナス22%でした」
ハンクウィッツ氏はS&P500のパフォーマンスについてこう話す。
「上がったり下がったりはありますが、平均すると年間約12%上昇しています」
そのような理由でハンクウィッツ氏は、すべての投資家が、特に退職年金口座で主要株価指数へのエクスポージャーを持つべきだと考えている。
ハンクウィッツ氏お気に入りの3つのインデックスファンド
ハンクウィッツ氏は年金口座の大半をインデックスファンドに投資している。彼が一番多く保有しているのが、S&P500を追随する「バンガード(Vanguard)500インデックスファンドETF(VOO)」だ。S&P500指数はアメリカの11の産業部門にまたがる、最も規模が大きく収益性の高い企業500社で構成されている。このファンドは8月上旬には416ドル前後で取引されており、年初来で18.87%の上昇率になっている。
バスケットに組み入れられる企業は、指数の要件を満たせるよう四半期ごとにリバランスされる。その要件には、最低145億ドル(約2兆1000億円)の時価総額と過去4四半期のリターンがプラスという項目が含まれている。
ハンクウィッツ氏が持つ2つ目のファンドは、1つ目と並んで人気の「バンガード米国情報技術セクター(Vanguard Information Technology)インデックスファンドETF(VGT)」だ。このファンドには322銘柄が組み入れられており、そのエクスポージャーは有名な大手テック企業に的を絞ったものになっている。例えば、保有比率が23.2%と最も高いアップル(Apple)や、それに次ぐ20.7%のマイクロソフト(Microsoft)などだ。 また、エヌビディア(Nvidia)やブロードコム(Broadcom)といった銘柄も組み入れられている。
「VGTを年金口座のポートフォリオに組み入れることで、これらのビッグテックの株価が過去10年、15年、20年の間に見せてきたような上昇の可能性を期待できます」
8月3日の時点で、VGTの過去10年間の合計リターンは518.53%だ。これに比べ、同期間のS&P500のリターンは約163%だった。
最後に、彼が3番目に多く保有しているのが「バンガード・グロース(Vanguard Growth)・インデックスファンドETF(VUG)」だ。このファンドは、さまざまな産業部門にまたがり、時価総額が大きい成長株へのアクセスを提供する。
「成長株とは、簡単に言えば、毎年2桁の成長率で収益を増やしている企業のことです」とハンクウィッツ氏は言う。
「私にとって、いくらか成長株へのエクスポージャーを持つことは重要だと思います。特に、私は若く、これは自分の退職後ポートフォリオの一部ですから。つまり、59歳6カ月になるまでポートフォリオに手をつけることができないんです。それまで何十年もあるので、成長株には付きもののボラティリティにも耐えられます」
ハンクウィッツ氏は、ポートフォリオの中に成長株を含めておくことは資本の評価増をさらに推し進めるのに役立つため、このファンドを持っておくことは重要だと考えている。このファンドの10年間の合計リターンは、8月3日の時点で279.31%だ。
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