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概要:午後3時のドルは、前日のニューヨーク市場終盤(146.31/34円)とほぼ同水準の146円前半で小動きとなっている。米長期金利の上昇を受けてドル買い地合いが継続し、一時は昨年11月10日以来、9カ月ぶり高値となる146.56円まで上昇した。一方、介入への警戒感から上値は重く、買い一巡後はもみ合う展開となった。
[東京 17日 ロイター] - 午後3時のドルは、前日のニューヨーク市場終盤(146.31/34円)とほぼ同水準の146円前半で小動きとなっている。米長期金利の上昇を受けてドル買い地合いが継続し、一時は昨年11月10日以来、9カ月ぶり高値となる146.56円まで上昇した。一方、介入への警戒感から上値は重く、買い一巡後はもみ合う展開となった。
8月17日、午後3時のドルは、前日のニューヨーク市場終盤(146.31/34円)とほぼ同水準の146円前半で小動きとなっている。
ドルは朝方から堅調に推移。午前は米10年債利回りが時間外取引で4.29%と昨年10月に付けた15年ぶり高水準に迫ったことから、ドル買いの勢いが強まった。しかし146円半ばまで来ると上値の重さが意識され、午後の取引終盤では米10年債利回りが4.31%台に乗せてもドル上昇につながらなかった。
昨年9月に政府が為替介入を行った水準の145.90円を上抜けたことで、市場では「介入への警戒感もあり、上値を抑える要因の1つになっている可能性がある」(りそな銀行のトレーディング室・アドバイザー、田中春菜氏)との指摘が聞かれた。
一方、実需の面では「国内の輸入企業はドルを買いたくても買えていない状況」(国内銀行・為替営業担当)として、ドルが下がる局面では押し目買いも入りやすく、ドル/円の底堅い地合いは続きそうだ、との声が聞かれる。
りそな銀行の田中氏は、前日に公表された7月の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で「インフレが止まらないリスクへの警戒感が高いことや、追加利上げの可能性もあることが分かり、日米の金融政策のギャップは大きい」と指摘。為替介入への警戒感は強いものの、市場関係者の間では実際に踏み切る可能性は低いとの見方が優勢で、田中氏も「目先のドルは150円を目指して上方向に進むのではないか」と話す。
他の主要通貨は豪ドル/米ドルが下落し、0.63ドル後半で推移。昨年11月4日以来9カ月ぶり安値となった。オーストラリアで発表された7月雇用統計で、就業者数が予想外に減少し、失業率も事前予想を上回ったことが手がかり。
※ユーロ/円のレートはからの時間足の終値に変更しました。
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後3時現在 146.30/146.33 1.0873/1.0874 159.09/159.10
午前9時現在 146.33/146.34 1.0873/1.0877 159.13/159.14
NY午後5時 146.31/146.34 1.0879/1.0880 159.19/159.23
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