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概要:米経済がソフトランディングへの道を歩み続ければ最近の株式配分の引き下げは短期間で終わるため、投資家は株式へのエクスポージャーを増やす余地があると、ゴールドマン・サックスのストラテジストが指摘した。
2023年8月21日 17:13 JST
米経済がソフトランディングへの道を歩み続ければ最近の株式配分の引き下げは短期間で終わるため、投資家は株式へのエクスポージャーを増やす余地があると、ゴールドマン・サックスのストラテジストが指摘した。
デービッド・コスティン氏率いるストラテジストのリポートによると、今年に入ってから株式投資家が急速にリスクを取り直したのは、ポジティブな経済動向と、人工知能が拍車をかける生産性向上を巡る期待の両方が原動力になっていることを投資家との会話が示唆している。
幾つかのデータでは、ディスインフレが進行中であることが確認され、経済成長データが堅調に推移していることから、投資家の景気後退リスクに対する懸念も低下しているとストラテジストは説明。
また、来週には企業の自社株買い戻しによる株式需要が増加する可能性もあると付け加えた。
一方、株式資本市場の再開は追加供給につながり、株式需要増加を打ち消する可能性があるとも指摘。ゴールドマンの新規株式公開(IPO)バロメーターによると、マクロ環境はIPOを促す傾向が強まっているという。
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