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概要:寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比138円80銭安の3万1717円91銭と反落してスタートした。米国市場で銀行株安が指数の重しとなってダウ工業株30種とS&P総合500種が小幅下落したことが嫌気されている。業種別で銀行セクターが下落率でトップとなっている。
8月23日、寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比138円80銭安の3万1717円91銭と反落してスタートした。2013年4月、東証で撮影(2023年 ロイター/Yuya Shino)
[東京 23日 ロイター] -
寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比138円80銭安の3万1717円91銭と反落してスタートした。米国市場で銀行株安が指数の重しとなってダウ工業株30種とS&P総合500種が小幅下落したことが嫌気されている。業種別で銀行セクターが下落率でトップとなっている。
寄り付き後は下げ渋っている。米国でエヌビディアの決算が23日の通常取引終了後に予定されているほか、ワイオミング州ジャクソンホールで開催される経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)でパウエルFRB議長が25日に講演を行う予定となっており、重要イベントを前に模様眺めになりやすいとみられている。
主力株はトヨタ自動車やソニーグループが小安い。東京エレクトロンなど半導体関連は軟調な銘柄が目立つ。指数寄与度の高いファーストリテイリングは小高い一方、ソフトバンクグループは軟調となっている。
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