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概要:チャールズ・シュワブは22日に米投資適格債市場で起債した。これに先立ち、コスト削減に向け人員カットとオフィスを閉鎖もしくは縮小する計画を明らかにしていた。
人員カット・オフィス規模縮小で年間5億ドル以上のコスト減目指す
株価は22日まで11日続落、2004年以来最長の下げ局面に
チャールズ・シュワブは22日に米投資適格債市場で起債した。これに先立ち、コスト削減に向け人員カットとオフィスを閉鎖もしくは縮小する計画を明らかにしていた。
起債は無担保優先債2本立てで計23億5000万ドル(約3430億円)規模だったと、事情に詳しい関係者1人が詳細は部外秘だとして匿名を条件に語った。そのうち、発行当初は固定金利だが後に変動金利に変わる債券(11年物)は米国債に対する上乗せ利回りが1.8ポイントと、当初の条件交渉での2.05ポイントを下回ったという。
投資家からの圧力が強まる中、シュワブは21日に規制当局への届け出で、年間5億ドル以上のコスト削減を図るため、一部施設の閉鎖や縮小、従業員数の削減を計画していると発表していた。
同社株は22日に約5%安と、下落率が3月以来の大きさとなった。これで11日続落で、2004年以来最長の下げ局面。
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