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概要:終盤のニューヨーク外為市場では、米ワイオミング州で開催される経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)でのパウエル連邦準備理事会(FRB)議長の講演を25日に控える中、ドルが上昇した。
[ニューヨーク 24日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、米ワイオミング州で開催される経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)でのパウエル連邦準備理事会(FRB)議長の講演を25日に控える中、ドルが上昇した。
終盤のニューヨーク外為市場では、ジャクソンホール会議でのパウエルFRB議長の講演を25日に控える中、ドルが上昇した。
エクイティ・キャピタルの首席マクロエコノミスト、スチュアート・コール氏は、ジャクソンホール会議を控えたポジション再調整がドル高の要因と指摘。「パウエル議長の発言内容は誰にもわからない。そのためデフォルトの通貨である米ドルに資金が流入している」と述べた。
米フィラデルフィア地区連銀のハーカー総裁は24日、FRBが年内に追加利上げを実施する必要があるとは想定していないという認識を示した。ただ、FRBがいつ利下げに着手できるかを予測する準備は出来ていないとした。
また米ボストン地区連銀のコリンズ総裁も24日、FRBが利上げを一時的に停止し、安定的に維持できる状況にある可能性があると述べた。
米労働省が24日発表した8月19日までの1週間の新規失業保険申請件数(季節調整済み)は23万件と前週から1万件減少した。減少は2週連続。ロイターがまとめた市場予想は24万件だった。
エクイティ・キャピタルのコール氏は「失業保険申請件数は懸念されていたほど軟調ではなく、前日に発表された雇用者数の下方修正をある程度相殺するものであったため、ドル相場を下支えした可能性がある」と言及。「しかし、全体的に反応は鈍く、ジャクソンホール会議が市場の最大の関心事であることを示唆している」とした。
ドル指数は0.63%上昇の103.99と6月8日以来の高値を付けた。
また、トルコリラは対ドルで約6%高の25.55リラと約2カ月ぶりの高値に上昇。トルコ中央銀行が24日、政策金利である1週間物レポレートを750ベーシスポイント(bp)引き上げ、25%とした。利上げ幅は市場予想の250bpを上回った。
インタッチ・キャピタル・マーケッツのシニアFXアナリスト、ピョートル・マティス氏は「インフレ抑制に向けた中銀の強い意志を示すもので、市場の反応は非常にポジティブだ」と述べた。
ポンドは対ドル、対ユーロで下落。対ドルでは1.03%安の1.26085ドルと約2カ月ぶりの安値となった。
日本円は日本当局による介入を巡る観測が引き続き圧力となっている。ドル/円は0.7%上昇した。
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