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概要:中国の電気自動車(EV)メーカー、比亜迪(BYD)の売上高成長率は1年超ぶりの低い伸びとなった。世界最大の自動車市場である中国での値引き競争の打撃が及んでいる可能性を示唆する。
中国の電気自動車(EV)メーカー、比亜迪(BYD)の売上高成長率は1年超ぶりの低い伸びとなった。世界最大の自動車市場である中国での値引き競争の打撃が及んでいる可能性を示唆する。
同社が28日発表した2023年上期決算(監査済み)に基づくブルームバーグの計算によると、4-6月の売上高は67%増の約1400億元(約2兆6000億円)。それでもプラグインハイブリッド車(PHV)と完全電気自動車(EV)の販売台数が過去最高を記録し、純利益は2倍余りに増加した。
BYDは先月、1-6月の純利益が暫定ベースで105億-117億元と前年同期比192-225%増加したと発表していた。
中国の自動車市場では今年に入り、激しい価格競争が起きている。BYDは新型車発売時の値下げ戦略で価格競争を乗り越えようとしている。同社は週末の成都オートショーで2023年型「唐」の比較的安価なラインアップを発表した。
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