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概要:午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場終盤の水準とほぼ変わらずの146円半ばで取引されている。アジア株高を受けてドルと円がともに軟化し、豪ドルなどのクロス円が底堅い動きとなった。
8月29日、午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場終盤の水準とほぼ変わらずの146円半ばで取引されている。
[東京 29日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場終盤の水準とほぼ変わらずの146円半ばで取引されている。アジア株高を受けてドルと円がともに軟化し、豪ドルなどのクロス円が底堅い動きとなった。
ドル/円はアジア市場の取引で米金利が低下したことを受けて、いったん146円前半まで調整する場面もあったが、その後は緩やかに切り返した。「リスクオンムードの下でドルと円が同時に売られた」(外銀アナリスト)ため、売り圧力がぶつかり合う形となって、値動きが鈍ったという。
ユーロも158円半ばまで切り返し、22日につけた15年ぶり高値の159円半ばに接近した。欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのホルツマン・オーストリア中銀総裁が前日、次回9月の理事会までに、インフレ指標に大きなサプライズがなければ、さらに金利を引き上げる可能性がある、と述べたことが買い手掛かりになった。
市場筋によると、欧州金利先物市場が織り込む9月の利上げ確率は現在5割前後と、市場の見方は二分されている。あす発表されるドイツ、31日のフランスやユーロ圏全体の8月消費者物価指数(CPI)の結果次第では、ユーロが再び歴史的な高値圏へ上昇する可能性もあるという。
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後3時現在 146.38/146.41 1.0820/1.0823 158.43/158.44
午前9時現在 146.46/146.47 1.0825/1.0826 158.55/158.56
NY午後5時 146.52/146.55 1.0817/1.0821 158.52/158.55
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