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概要:米労働省が1日発表した8月の雇用統計によると、非農業部門雇用者数が予想以上に増加したものの、失業率は悪化し、賃金の伸びは鈍化した。労働市場の逼迫緩和を示唆し、米連邦準備理事会(FRB)が今月、利上げを見送るとの見方が強まる可能性がある。
米労働省が1日発表した8月の雇用統計によると、非農業部門雇用者数が予想以上に増加したものの、失業率は悪化し、賃金の伸びは鈍化した。
[ワシントン 1日 ロイター] - 米労働省が1日発表した8月の雇用統計によると、非農業部門雇用者数が予想以上に増加したものの、失業率は悪化し、賃金の伸びは鈍化した。労働市場の逼迫緩和を示唆し、米連邦準備理事会(FRB)が今月、利上げを見送るとの見方が強まる可能性がある。
非農業部門雇用者数は18万7000人増加。7月分は18万7000人増から15万7000人増に下方改定された。
ロイターがまとめたエコノミストの予想は17万人増加。ハリウッド俳優のストライキや運輸会社の経営破綻があり、伸び鈍化が予想されていた。
失業率は3.8%で7月の3.5%から上昇した。ただFRBの第4・四半期の予想中央値(4.1%)は下回っている。
賃金の伸びはやや鈍化。平均時給は前月比0.2%上昇。7月は0.4%上昇だった。前年比では4.3%上昇。7月は4.4%上昇だった。
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