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概要:全米自動車労組(UAW)は米3大自動車メーカー(ビッグスリー)との労使交渉で賃上げ要求をこれまでの40%から36%に引き下げた。だが会社側は同提案を重視していない。提案に詳しい複数の関係者の話で分かった。
賃上げ率の要求、これまでの40%から36%に引き下げた
会社側は人件費高騰で経営存続が脅かされるとの見解変えず
全米自動車労組(UAW)は米3大自動車メーカー(ビッグスリー)との労使交渉で賃上げ要求をこれまでの40%から36%に引き下げた。だが会社側は同提案を重視していない。提案に詳しい複数の関係者の話で分かった。
UAWは足元の提案で約5年間にわたる一連の賃上げを要求しており、当初は18%でスタートし、その後は年4-5%を求めていると、関係者の2人が内部協議を理由に匿名で語った。ただ会社側はこの要求に従えば人件費が相当高くなり、経営存続が脅かされるとの見解を変えていないという。
ゼネラル・モーターズ(GM)とフォード・モーター、ステランティスの3社は、米時間給労働者約15万人について労働協約の期限を14日に控えている。UAWのショーン・フェイン委員長はそれまでに合意が成立しなければ、UAWとして前例のない3社同時のストライキに突入すると警告している。
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